ノービザ(ビザ査証未取得)で入国できなかった事件の一部始終

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ノービザ=ビザ(査証)未取得という意味。
このためブラジルに入国できなかった事件の一部始終です。
日本のパスポートは最強の部類に入るクラスで、
ほとんどの国へ査証なしで入国できます。
今回は旅行会社の失敗もありましたが自分の確認ミスでもあります。
ご参考にしてください。

 

海外へは2-3ケ月に一回の割合で出かけており、そこに慢心が、、、

最近、会社のパソコンを整理していたとき、
当時のデータが残っていたわけですが、
忘れかけていた出来事を偶然にも見つけました。

あまり思い出したこともない事件ですが、
海外に行かれる方のご参考になれば幸甚でございます。

ビザ(査証)を取得ぜずに、入国できなかったことの経緯です。

まだ今の会社からは完全に退職にしておりませんので、
若干あいまいにしている所ありますが御容赦下さい。

また、主観や客観が入り混じっていますし、
小さな間違いもあるかもしれませんが御勘弁ください。

 

成田 – ヘルシンキ – マドリード(スペイン)、順調すぎる進行

成田からヘルシンキを経由して、マドリードへ向かう。

マドリードで2泊、仕事は予定どおりに消化。

次の訪問国ブラジルの仕事のこともゆっくり考えていた。

私は、事前に綿密に計画を立てる方なので、
自分の立てた予定が自分の中で順調に消化されていくのを、
当たり前のように感じて、
頭の中では出張ももう終了したかのような、
感覚さえも覚えていた。

この事件が起こるまでは。

すっかり海外出張なれしたつもりで旅行会社を信じていた。

訪問国のスペインはノービザでOK。
しかし次の訪問国であるブラジルの入国には
事前にビザ(査証)の取得が必要であることは
旅行会社からも確認も連絡もなく、当方もまったく確認する意識もなかった。

1年前のインド出張にはしっかりビザ取得して出張したこともあるのに、
今回は、確かに連日業務が多忙ではあったにしても、
確認も認識もしていなかった。
この点は完全に自分の側の不覚であった。

イギリス ヒースロー空港です。
heathlow-airport140531

 

リオデジャネイロのイミグレーションにて入国拒否、警察へ連行

リオに到着。
いつもより時間がかかっている、
お国柄のせいなのかと思っていると、
イミグレーション担当官が窓口で頭を振って、何か叫んでいる。
ビザないから、入国できないと言っているようだ。

その瞬間、あっしまった、ブラジルはビザいるんだ、
なんで出国前に確認しなかったんだ、と衝撃を受ける。

一瞬、頭が真っ白になりパニック状態、
体が震え、喉がカラカラになる。
イミグレーション担当官が何か言っているがよく聞こえない。
どうなっているんだ?
なにかの間違いに違いない。
これから会う人の顔やスケジュールが脳裏を横切っていく。

そういうことで、リオデジャネイロのイミグレーションで、
ビザを未取得で入国できず。

別の係員が来て別室に連れて行かれる。

パスポートは没収。

これはかなりのショックでした。
自分を唯一証明できるものが取り上げられるのですから。

今回は同行者がいて、
予定では次のサンパウロへの乗換えがある約1時間?ほど、
同行者と空港係員や日本のトラベル会社と対応する。

空港係員から、日本への強制帰国は、
最短ルート・最短時間が、マドリード、ロンドン、日本経由だと告げられる。
係員から同意書にサインを求められ、やむなくサインする。

強制退去への同意書である。
警察が発行している書類だ。

同行者とは完全に別れ、
イベリヤ航空(スペイン)の待合室へ連れて行かれ、
待機を命ぜられる。

唯一の救いの携帯電話のバッテリーが中くらいになってきており、
やたらに電話を使えないなか、トラベル会社の部長から謝罪の電話あり、
状況報告をし、トラベル会社の部長からは後日謝罪に伺うと告げられる、
バッテリーがもったいなくなるので、怒りと情けなさと孤独感のなか、
すぐに電話を切る。

1時間?ほど待たせられる。
時間が長く感じる。

警察官(ポリスと背中に書いてあった)と一般客登場口から機内へ乗り込む。
手錠はかけられなかったが一般乗客とは別経路で犯罪者扱いである。
一般客から不審な視線を感じる。

最後の客が登場するまで、飛行機ハッチ前で待たされ、
ボーディングイングパスの半券のみ渡される。

警察官はイベリヤ航空発行のボーディングパスを2枚持っているが、
ロンドン – 日本間の搭乗券はなく、そこは分からないという。
(リオ?マドリード?ロンドンの二枚です)

パスポートはスペインで受け取りと聞こえた、
手荷物はこのときはまだ手持ちの状態である。
(マドリード空港で手荷物没収される)

約11時間かけてリオからマドリードまで出戻り。
この間のコストはスペインのイベリヤ航空の負担と推定します。
ビザなしでブラジルへ入国させようとした責任がイベリヤ航空にあります。

こちらもヒースロー空港の様子です。
heathlow-airport1405311

 

マドリードへ戻される、ここで取り調べを受ける

機外へ出るとスペイン警察官が待ち受けており、
タラップを使わず、別出口で直接地上に降ろされて警察車に乗る。

取調室につれられて、持ち物・衣服・身体すべてに検査を受ける。

携帯などすべての荷物は没収。
スボンのベルトさえも没収。
ただ現金は持たせられる。
理由は部屋の有料の電話の使用のためだと後で分かる。

所持しているわずかのユーロでまず、
トラベル会社に電話すると、
上からの指示に従って、
航空券を手配するように命じられているとのこと。
不満を伝えると、コールセンター派遣社員なので文句を言われても
困るような内容をいわれた。

このとき手荷物は没収されており、
電話番号が分からない状態であったが、
リオで電話したので幸運なことに番号を暗記していたので、
トラベル会社へは電話できた。
覚えている電話番号なので自宅・実家へも電話。
携帯・電話メモも含めすべて取り押さえられているので、
それ以上は電話できず、じれったさが募る。

対応していた係員から午後3時ごろ出ることになるという情報を入手。
部屋の外に出ることも禁止、ひたすら待つ。待つ。待つ。
5時間以上拘束させられる。

おそらくこの間、所持品の調査や、
私の身元を調べられたかと思う。

名前を言われ、警官と車に乗り込み、
出発時間ギリギリに、直接イベリヤ機内へ載せられる。
そのさいボーディングイングパスの半券のみ渡される。

マドリードからロンドンへ向かう。
この費用もイベリヤ航空の負担と推定する。

帰りの飛行機はJALなのかANAなのか。
airport-night140531

 

ロンドン経由で日本へ帰国

3時間ほどかけてロンドン・ヒースロー空港到着。
機外へ出る直前に、乗務係員長からパスポートをやっと再入手。

やっと、パスポートを取り戻せた!
スペインではなくロンドンで再入手である。

乗務係員長に次はどこだとの問いかけに、
日本の飛行機に乗ると思うが時間がないのでとにかく急げといわれる。

「時間ないので急げ、急げ」

次は何に載るか詳細分からないというので、
時間を失うのがもったいなく、
すぐにダッシュする。

ユキもカエリも航空会社の選択は、
ワンワールド(JALなどで提携)で統一してあったので、
当然、ワンワールドのどれかの航空機で東京へ帰ると考える。
可能性の高いJALで帰るのだと思うが、しかしANAの可能性もあり。

今回の失敗を二度度と繰り返したくない。
念には念を押せ。
とにかく状況を伝え、事実を把握するのが先決と考え、
作業している空港係員に質問をしまくり、
やっとブリティシュエアのカスタマーセンターへ突撃する。

これが大正解、ANAを予約していたことが判明!
JALではなく、ANAでした!

JALはターミナル1、ANAはターミナル3で、
もしJALへ行けば、完全に間に合わなかった。

ブリティシュエアのカスタマーセンターで、
イベリア航空はANAを予約していたことが分かった。

再びダッシュしてANAのターミナル3へ突撃。
夜7時出発の20分前にチェックイン。
預けた大きな荷物は不明のままだったが、
とにかく追跡チェックしてくださいと頼む。
(荷物よりも体だけでも帰国できればいい)

ロンドンから成田へ帰途に着き、爆睡するかと思いきや、
気が高ぶって一睡もできず。
この費用もイベリヤ航空の負担と推定。

機内にて、CA(キャビンアテンダンス)から預かり荷物は無事機内に搭載された聞き、
ほっと安堵しました。

幸運も重なり、日本へ帰国しました。

深夜便でも満席だったANA
ANA-arival140531

 

最後に結末とまとめと反省

日本のパスポートは最強の部類に入るクラスで、
ほとんどの国へ査証なしで入国できます。

ビザなしで入国できる国数ランキングでは170カ国で世界4位。
ちなみに1位はフィンランド・スウェーデン・イギリスなどで173ケ国。

うっかりビザ取得を忘れてもインドネシアやトルコでは税金を払えば、
到着後に飛行場内でビザを取得できます。

さて、後日オフィスでトラベル会社の常務取締役と部長が
お詫びに来ました。
・全面的にトラベル会社の過失であることで謝罪を受ける。
・当方が負うエア代その他費用はトラベル会社が全額負担する。
以上の謝罪文のレターを受け取りました。

結局、謝罪通りに、旅行会社からは、飛行機代の請求は一切なし、
そして担当者は勤務地変更となりました。。。

旅行会社の知人を含め、知る限りの知人に、このことを話しましたが、
100%旅行会社の過失という意見でした。
慰謝料取れと言う人もいました。

私の側が被害者なのは明白ですが、何も知らない第三者から見れば、
私が強制送還した事実は変えられませんので、その汚名は消えません。
犯罪者扱いされた当時の精神的な苦痛は相当なものでありました。
それでもなお、私の最後の確認洩れもあり、後味が非常に悪い。

基本中の基本ではありますが、
海外に出かけるときはビザの取得が必要か否かは、
必ず旅行会社とご自身でご確認なさるようにしてください。

海外に何度も出かけている人、海外慣れしている人こそ要注意です。

乱文乱筆ですがご参考になればと思います。



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