
尿素呼気試験を受けるにあたっての注意事項、内容、費用についてお伝えします。
ピロリ菌除菌治療薬「ボノサップパック400」を服用して4週間たち、本当にピロリ菌がなくなったかの確認検査である「尿素呼気試験」を受けにクリニックへ出向きました。
この「尿素呼気試験」を受けるためには、8時間空腹時間をもうけなくてはいけません。
水やお茶は飲んでもOKです。それでは今回の「尿素呼気試験」検査の詳細についてお伝えしますね。
「尿素呼気試験」検査する前の注意事項
8時間空腹時間をもうけなくてはいけません。
水やお茶は飲んでもOKです。
前日の夜、当日は、アルコールやタバコは控えましょう。
尿素呼気試験の内容
最初に、風船のようなモノに息を吐き、呼気を採取します。
風船のようなモノとは、呼気採取バッグというものです。
下の図です。
それから、白い薬を一錠のみを水といっしょに飲み、ベッドで横になり、左向きに寝て5分そのままの状態でいます。
左側を下にして5分間保つという理由は、胃の上部の粘膜にも薬剤を付着させるためと先生の説明でした。
この白いお薬は「ユービット錠100mg」というものです。
このユービット錠を飲む理由はこちらです。
ピロリ菌がもつウレアーゼ活性によって尿素は二酸化炭素とNH3に分解され、呼気中に排出されるので、呼気中の二酸化炭素変化量を調べるとヘリコバクター・ピロリの存在を検出(尿素呼気試験法)できます。
通常、ヘリコバクター・ピロリ感染の診断に用いられます。(引用:「くすりのしおり」より)
それから待合室で15分間、何もしないで待ちます。
先生から呼ばれ、次にまた風船のようなモノ、呼気採取バッグに息を吐きます。
つまり、お薬を飲む前と飲んだ後の二酸化炭素量を測り、その差によってピロリ菌がいるかいないかの判断する検査なのです。
今日はここまで。
来院してから所時間は30分もかかりませんでした。
検査結果は1週間後です。
除去できてなかった場合は、また別の薬、ボノプラザンと抗生剤をメトロニダゾールとアモキシシリンを服用するとのことです。
尿素呼気試験の費用
約2千円くらいでした。
昨年11月の人間ドックから数えて3.5か月がたち、まだまだ治療が続いております。
どうか除菌判定の結果、ピロリ菌がいないことを祈ってます!!
「尿素呼気試験」は下の図のとおりです。呼気採取バッグに息を吐き、呼気を採取します。

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