象・虎・孔雀、なぜ魔法瓶は動物の名前の会社が多いのか? 魔法瓶三社から動物名の由来を紐解く!

スポンサーリンク
象・虎・孔雀、なぜ魔法瓶は動物の名前の会社が多いのか? 魔法瓶三社から動物名の由来を紐解く!

象・虎・孔雀、なぜ魔法瓶は動物の名前の会社が多い?

なぜ魔法瓶は動物の名前の会社が多いのか?

日常生活に欠かせない魔法瓶。

タイで象印魔法瓶が大人気です。

タイを代表する動物、タイの生活にも信仰にも欠かせない、深く関係する動物、それが象。

だから、象印の魔法瓶が大ヒットする原因なのでしょうか?

そういえば魔法瓶メーカーには、動物を象徴とする会社が目立ちます。

■象印魔法瓶
■タイガー魔法瓶
■ピーコック魔法瓶

なぜ魔法瓶は動物の名前の会社が多いのか、魔法瓶のことも含めて解説します。

※ピーコックは孔雀という英語です。

スポンサーリンク

魔法瓶メーカー三社の動物名の由来を紐解く

日本ではこちらの三社が圧倒的な知名度です。

そして三社とも動物の名前!

■象印魔法瓶
■タイガー魔法瓶
■ピーコック魔法瓶

三社すべて大阪に拠点を置く、大阪の地場産業になってます。

■象印マホービン株式会社
大阪府大阪市北区天満に本社を置く、魔法瓶を中心に炊飯器・電気ポット・ホットプレートなどの調理器具の製造販売をおこなう企業。
社名の象は、アジア地域で神聖視されて性格は温厚だが怒るとライオンも倒す強さ、に因む。
創業100周年を迎えた2018年から「ずっと もっと 象印らしく」の記念メッセージをコーポレート・スローガンとしている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

⇒ 象は、アジア地域で神聖視されて性格は温厚だが怒るとライオンも倒す強さ、に因む。

■タイガー魔法瓶株式会社
大阪府門真市速見町に本社を置く、主に魔法瓶・炊飯器・家庭用電化製品の製造販売をおこなう企業である。
虎印(タイガー)の由来は、創業者の父が寅年生まれであったことと、創業当時は壊れやすいと思われていた魔法瓶のイメージを払拭するために付けられたものである。
関東大震災の際にも、問屋にあった幾つかの魔法瓶の中で虎印魔法瓶の製品だけが1本も割れなかったという。
また、虎はアジアでは最強の動物であるということから、アジアをはじめとした世界展開においても最強をめざすためである、ともいわれている。
2005年から、新しいマスコットキャラクターとして、虎の子供の「ティグ」(男の子)と「ティーラ」(女の子)を採用した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

⇒ 創業者の父が寅年生まれ、虎はアジアでは最強の動物、に因む。

■ピーコック魔法瓶工業株式会社
大阪府大阪市福島区に本社を置く、魔法瓶などの製造メーカーである。
社名の「孔雀」は、同じ大阪で既に同業大手として名を馳せていた象印マホービンとタイガー魔法瓶に倣って動物由来から名付けられた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

⇒ 「孔雀」は、同じ大阪で既に同業大手として名を馳せていた象印マホービンとタイガー魔法瓶に倣って動物由来から名付けられた。

僕は製造業に長く身を置いていましたので、こうやって三社を並ばせてみると創業の苦労も感じ取れて、動物名の由来は実に興味深いですね。

スポンサーリンク

なぜ魔法瓶は動物の名前の会社が多いのか?

当時の魔法瓶はガラスでできていたので落下などの衝撃で壊れてしまうため、強さを象徴する動物を商品名に付けたと言われてます。

東南アジアへの輸出で、現地で馴染みのある象や虎や孔雀などを商品名に冠したとも言われています。

ほかの会社にもよくある同業社の横ならびの構図もありますね。
例えば、家電なら、Sony  Panasonic  Sharp   Mitsubishi  Hitachi  という感じ。

ちなみにですが、日本では魔法瓶といってますが、英語ではサーモスまたはテルモス (Thermos)と呼ばれる場合が多いです。
ほかには、バキュームボトル(Vacuum bottle、真空瓶)とか、バキュームフラスク(Vacuum flask、真空フラスコ)と呼ばれます。
英語の呼ばれ方は個人的な感覚です。

それでは、なぜ魔法瓶は動物の名前の会社が多いのか、まとめます。

■当時壊れやすかった魔法瓶のイメージを払拭するために強い動物名を名付けた
■東南アジアへの輸出で現地で馴染みのある象や虎や孔雀などを商品名に冠した
■同業社の横並びの対抗意識から動物名になってしまった
スポンサーリンク

日本の製造業にエール

僕自身、長らく製造業に身を投じたものから最後にひとこと、魔法瓶メーカーだけでなく日本の製造業全般について言えることですが。

魔法瓶の内部で真空を作る製造設備は日本にはもうないそうです。
もの作りは中国での製造委託で行っています。
さらに職人さんたちも退職と高齢化で人手不足。

日本ではモノを作れない、作る職人さんも高齢化と退職で人で不足、これは、まさに日本の製造業に共通の課題です。
こういう日本の製造業の問題は、暗い話に例えられます。
これからの企業は、グローバルに市場調査・設計・製造・販売・保守までやっていくしか生き残れない、という議論。

一方で、自動車メーカ、アップルやアマゾンなんか、とっくの昔からグローバルに事業を展開してます。
日本企業がグローバル化に立ち遅れないようにするためには、そのひとつが意思決定を早くすることです。
日本の製造業のグローバル展開に期待をしてます。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で