初めての沖縄でぜひ行きたかったところ、それは首里城です。
首里城は、世界二次大戦において焼失し、1992年、平成4年に復元されました。
首里城正殿は、中山王尚巴志(ちゅうざんおう しょうはし)が琉球王国を統一した15世紀前半から国王の居城として、政治・経済・文化の中心であった建物です。
日本・琉球・中国の建築様式が融合しており、独特の雰囲気を醸し出しています。
今回は首里城へのアクセス、入場時間、入場料、見学コースについて実体験をもとに語ります。
首里城へのアクセス
ゆいレール(沖縄都市レールの名前)に乗って、終点が首里駅。
ここから歩くのですが、15分程度とはいうものの意外に歩くことになります。
ゆいレールのスタッフにおおよその方向を聞いて歩いて行ったのですが、グーグルマップではわかりにくい。
龍潭通りに沿って歩きました。
目指すは、沖縄県立芸術大学です。
沖縄県立芸術大学を通り過ごして、さらに歩くと、そこは首里城の雰囲気となってきます。
当日(3月上旬)は沖縄にしては寒かったと感じたのですが、けっこう歩いたので快適でした。
首里城公園へのアクセスは、ゆいレール(沖縄都市レールの名前)に乗って、首里駅で降り、龍潭通りに沿って、沖縄県立芸術大学を通り過ごします。首里駅から約15分程度です。
首里城:歓会門 瑞泉門 漏刻門 広福門 下之御庭 奉神門
当日は午後からのフライトに乗るので時間なく、首里杜館へは行かず、歓会門へ直行です。
朝早めに出て、7時半に着いて、首里城開門の時間まで待たされました。
風が強くて寒い、そしてやっと8時開門!
首里城?歓会門?開門の時間は朝8時です。
やっと開門で上へ登っていくと、瑞泉門 漏刻門 広福門を通過します。
そして下之御庭へ到着。
しかしまたしても、8時半になると、奉神門が開きますと言われました。
首里城正殿へ入るには入場料金は、広福門に券売所があり820円です。
首里城正殿への入場時間は朝8時30分、入場料820円(大人1名)です。
時間があるので、系図座・用物座でビデオ説明を視聴することにしました。
系図座・用物座では、建物内に情報案内所、ロッカー、自動販売機があり、畳間の休憩所でゆっくり休憩することができます。
8時になると、奉神門にて門番が現れ、 銅鑼(どら)の合図でいよいよ開門です。
奉神門をくぐると、目の前の空間が広がり、御庭の荘厳さに目を奪われます。
首里城:南殿 鎖之間 正殿 北殿 広福門前展望広場 銭蔵
順路に沿って右手、南殿へと進みます。
南殿では、華麗な王朝文化の芸術工芸品鑑賞を楽しめます。
次の、鎖之間では、琉球王国時代の伝統菓子やお茶を味わうことができる有料施設となっており、一人310円です。
正殿では当時の王が座った玉座を鑑賞できます。
北殿には、パネル展示模型があって、当時の政治・経済・文化の執り行いがよく理解できます。
また、売店でお土産に、「まーす(塩)」を持ち歩くことが御守りになるとのことで、「まーす袋(お守り袋)」を3つ買い、924円の3個で2772円でした。
当日は、修学旅行で混みあってました。
広福門前展望広場からは県立芸術大学や首里周辺の街並みや東シナ海が一望できます。
眺めの良いフォットスポットにもなっていますので、ご家族や友人と記念撮影ができます。
下っていくと、銭蔵という、暑い日差しを遮る屋根付きの休憩施設にて、自動販売機もあり、どなたでも気軽に散策、休憩を楽しめます。
首里城、また行きます
首里城公園は坂道や階段が多いので時々休憩をとりながら景色を眺めたり、写真を撮ったり、ドリンクを飲んだりしてゆったりと首里城公園を楽しむことができます。
係員が多く、ホスピタリティもよく、見学コースとしては世界有数ではないでしょうか!
今回は短時間の見学でしたが、次回はぜひ丸一日かけて、まったり散策したいと強く感じました。
首里城はまさに沖縄が誇る世界遺産です。
首里城に悲劇
本記事は2018年3月に投稿したものです。
そして月日が流れ、2019年10月31日に首里城火災が起きほとんどの建造物を焼失しました。
こちらの記事に記しました。