今現在一生懸命働いている現役のサラリーパーソンである、あなたに御質問します。
「現役で働いている時間」と「定年後に自由になる時間」はどちらが長いでしょうか?
簡単に計算しても構いません。
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よろしいでしょうか。
「現役で働いている時間」と「定年後に自由になる時間」が、ほぼ同じ時間であると言われると、どう思われますか?
そんなバカな!と正直に思われる方も多いのでは。
実は、ほぼ同じなのです。
嘘でも、大げさでもなく、数字に裏づけされた、本当の話なのです。
※ここでは、事故、病気、他界とか、そういうことは考えずに話を進めましょう。
現役で働いている時間
最初に計算の前提条件を決めましょう。
・20歳から60歳までの40年間、働くとします。
(現在の日本では多くの会社が60歳定年としてます。)
・1日平均10時間、働くとします。
・1年は265日、働くとします。
無理のない前提条件ですよね。
掛け算します。
40年 × 10時間/日 × 265日/年
=約106、000時間
=約10万時間
定年後に自由になる時間
・60歳から80歳までの20年間、生きるとします。
・睡眠時間除いて、1日平均14時間とします。
・1年は365日です。
こちらも無理のない前提条件ですよね。
上と同じように掛け算します。
20年 × 14時間/日 × 365日/年
=約102、200時間
=約10万時間
「現役で働いている時間」と「定年後に自由になる時間」の2つの時間を考える
ほぼ同じ時間になりましたね。
前提条件も現実とそんなに乖離(かいり)しておらず、無理のない計算結果ですね。
あくまで机上の計算ですが、「現役で働いている時間」と「定年後に自由になる時間」が、ほぼ同じ時間であることは理解できましたよね。
さて、前提を「定年後に自由になる時間」のところで、60歳から80歳までの20年間、生きるとしました。
このブログのテーマである人生100年時代を考えると、生きている時間20年(60歳から80歳)が40年(60歳から100歳)と2倍となります。
「定年後に自由になる時間」40年間で再計算
40年 × 14時間/日 × 365日/年
=約204、400時間
=約20万時間
つまり、「現役で働いている時間」10万時間よりも「定年後に自由になる時間」20万時間のほうが2倍長いということになります。
要するに、仕事を引退してから自由になる時間はとてつもなく長いということです。
この結果から言えることは、
定年をむかえるサラリーパーソンの方々は、
(1)現在おかれている状況を冷静に事実確認し、
(2)これからの生き方や働き方を真剣に考えなくてはいけない、
ということです。
もちろん、20歳代の若い方でも、これからの人生設計(ライフプラン)を早いうちに考えるべきだとお思います。
特に考えるべきは、50歳台の定年前の「あなた」です!!
はい、私です。(テリーミヤマ、著者つぶやき)
よほど経済的に余裕のある方を除き、ふつうの方々は、働けるだけ働かなくてはならないという結論になります。
これが現実ですね。
本ブログでは、このような記事を書いていきますので、ご参考にしてください。