老後資金がいくら必要になるのか?
毎回、ニュース、TV、ラジオ、書籍、雑誌に話題になるトピックスですね。
これらの情報は一般論の知識としては有益ですが、あまり意味がありません。
一般論で語られても、個別論で語られても、どれもあなた個人にぴたっと当てはまらないからです。
老後の資金がいくら必要かは、あなたが御自身で決めることで、私の例の説明がご参考になればと思います。
なぜ、このような話題が、個人にとってあまり意味がないのか?
●自営業者、会社員、派遣社員、専業主婦、兼業主婦、専業主夫、兼業主夫、副業有り無し、生活保護者、、、、(あげれば、きりがありません)
●男性、女性、年齢、独身、結婚、夫婦、家族構成、介護している家族がいる、賃貸なのか自己所有の家なのか、、、、(個人のおかれている環境でも異なってきます)
●公的年金、個人年金、預貯金額、金融資産、配当金、、、、(人並みにもらえるのか、人より少ないのか、全くもらえないのか、)
これをすべてを一括りで語られても意味がないわけです。
時に、調査機関からの統計値や調査データ、平均貯蓄額(平均値1128万、中央値500万)、老後の最低必要額は約22万程度、ゆとりある生活費なら約35万程度、、、、玉石混交な情報がゴマンと飛び交ってます。
仮にこういうことを知っても、「日本人の平均はそうなんだな」くらいであって、あなたにとって意味あります???
僕の場合で恐縮ですが、夫婦が老後資金にいくら必要なのかを計算する具体的な方法とおすすめの管理方法について述べたいと思いますので、あなたにとってどうかを知り、考える機会としてご参考にしてください。
自分の中にしか答えはない
結論として、解決策は、自分の中にしかありません。
まず、現時点でいいので、支出はいくらなのか把握しましょう。
いくらお金が出ていくのか、家計簿をつけましょう。
私の場合は、毎日家計簿をつけることは面倒なので無理です(きっぱり、笑)。
そこで、クレジットカードですべて管理しています。
収入も支出も、クレジットカード単位で、明確に見える化が可能です。
電子マネーである、WAON,SUICA、NANACOも、クレジットカードからオートチャージ設定してますので、クレジットカード管理ができます。(ポイント的にも有利:別途記事)
給与賞与支給も、電気ガス水道も、NHKも、すべてカードを経由してます。
まれにキャッシュ(現金)が必要なこともありますが、逆にたまになので管理は簡単です。
自分だけの支出と収入、バランスシートを作ろう
結論から言えば、自分だけの支出と収入、バランスシートを作ることが急務です。
それさえわかれば、老後にいくら必要かは明らかです。
仮定でもかまいません、といいますか、想定しないと先に進めませんので、どんどん進めましょう。
軌道修正はいつでもできます。
●月当りの生活費がいくら? 電気ガス水道、食費、ガソリン代、市民税、所得税、介護保険費、保険、、、、
●年間にかかる支出は? 固定資産税、自動車税、治療費、、、
●退職は65歳?
●退職金はいくらいただけるか?
●年金はいつ給付されるのか?
●給付される年金の種類と構造について把握しているか? 国民年金、厚生年金、確定拠出年金、、、
●仮の寿命から想定される年金給付の期間は?
●月当りの年金はいくもらえる?
●月当たりに不足となる金額はいくら?
●預貯金はいくら?
●株等の時価は?
●不動産の評価額は?
●所有する金、プラチナなどの貴金属の時価は?
●会社定年後の資産運用をどうするか?
●退社後の新たな保険への加入は?
●将来、医療・介護の費用がどの程度かかるか?
●老後はどのような暮らしをしたいか?
●上記の50代、60代、70代、80代での予測数値は?
こういうことを毎月管理していけば、年をとればとるほど収斂(しゅうれん)していきますので【ここ重要】、おのずと老後資金はいくら必要かが出てきます。
つまり、現在から老後の経済のPDCA、シミュレーションを実施し、しっかり準備と管理すれば、いたずらに不安になる必要もありません。
ただし、自己責任とはいえ、資産運用で資産を増やそうとして、普通でも悪質でも金融業者にババをつかませられないようにしましょう(笑)
生涯現役を目指そう!
といっても、いくら稼いでいても(いつ収入がゼロになるかもしれない)、いくら貯金があろうと(日本経済破綻による預金封鎖)、絶対に安心かといえばそうではありません。
私もそう、あなたもそうです。
目指すは、いろいろな意味を込めて、生涯現役!
それで日々考えていることを書き留めていることがこのブログなのです。