ポイントサイトでお小遣い稼ぎ!

韓国のホワイト国除外でキャッチオール規制が義務!感情論の衝突も激化!

韓国のホワイト国除外でキャッチオール規制が義務!感情論の衝突も激化!
韓国のホワイト国除外でキャッチオール規制が義務!感情論の衝突も激化!
スポンサーリンク
韓国のホワイト国除外でキャッチオール規制が義務!感情論の衝突も激化!
韓国のホワイト国除外でキャッチオール規制が義務!

ついに韓国をホワイト国から削除するという閣議決定が大きく報道されました。

そして即日で韓国側も日本をホワイト国から外す声明が出ました。

日本側の閣議決定される前に、経済産業省から日本の企業や団体等に、韓国をホワイト国から外すかについて広く意見を聞きたいという「パブリックコメント」という意見募集がなされました。

結果は、

概ね賛成 約95% 超
概ね反対 約 1%

ある意味、日本全体の民意と世論を表しているのではないでしょうか。

これまでの経緯から日本の堪忍袋の緒が切れた結果なのですが、経済産業省の主張する安全保障上の理由というのは非常に正当性があると思います。

機微度の高い、軍事目的で使用可能の製品や技術が、韓国から断交している北朝鮮へ流出しているのを安全保障の観点から食い止めたいということで、日本として何ら問題なく大賛成です。

むしろもっと早くやるべきだったのではないかと思うほどです。

僕が憂慮しているのは、日韓両国の感情論での衝突が今までにも増して熾烈化(しれつか)することです。

不買運動は言うに及ばず、ヘイトスピーチなど、感情的な衝突は両国にとって良いはずがありません。

本記事ではあなたにとってなじみの薄い、ホワイト国キャッチオール規制などの安全保障貿易管理について分かりやすく解説します。

※分かりやすさを追求してますので厳密な定義や法律上の解釈は割愛します。

スポンサーリンク

日本政府の素早い閣議決定の理由

経産省のHPはこちらです。

▼「輸出貿易管理令の一部を改正する政令案の意見募集の結果について」
(検索エラーと表示されているかもしれませんがクリックすると経産省へ行きます。)

 

意見公募時の案の公示日が、2019年07月01日
意見・情報受付締切日が、2019年07月24日
結果の公示日が、2019年08月02日

そして、

政府の韓国をホワイト国から外す閣議決定が、2019年08月02日

けっこうなスピードでの決定と行動です。

なぜこんなにパブリックコメント意見を迅速に収束したのかについても経産省から公表されています。

▼「意見考慮期間短縮の理由」
(検索エラーと表示されているかもしれませんがクリックすると経産省へ行きます。)

 

引用します。

今回の政令改正は、安全保障上の観点から、早期に施行する必要あること、また、寄せられたご意見の大多数は賛成又は概ね賛成と見られるご意見であり、かつ、反対又は概ね反対と見られるご意見に関しても、同内容のご意見が多数であるため、考慮すべき実質的な事項数が少ないことから、ご意見を十分に考慮した上で、結果を公示することとしました。
引用:経産省HPから

要するに、安全保障上の観点圧倒的大多数の賛成意見、このことから決定を早めたという説明です。

スポンサーリンク

ホワイト国から韓国を削除するパブリックコメント結果

輸出貿易管理令の一部を改正する政令(輸出令別表第3からの韓国の削除)に対するパブリックコメント結果はこちらです。

▼「輸出貿易管理令の一部を改正する政令案に関する意見公募の結果について」

 

意見総数 40,666 件
概ね賛成 約95% 超
概ね反対 約 1%

圧倒的に賛成意見が大多数です。
反対意見は1%しかありません。

2004年に韓国ホワイト国認定から2019年までの約15年、ご愁傷様でした。

パブリックコメント結果については、賛成が圧倒的多数なのですが、公平を期すためか「寄せられたご意見の概要」の全16項目の内訳の件数はこちら。

?:賛成又は概ね賛成と見られるご意見  7件
?:反対又は概ね反対と見られるご意見  8件
?:その他のご意見           1件

?:反対意見が8件と、賛成意見よりも多く掲載しています。

なかなか経産省も公平であると感心しました。

具体的な意見の内容については上記のリンクから閲覧できます。

スポンサーリンク

ホワイト国とは? キャッチオール審査とは?

輸出貿易管理令の一部を改正する政令(輸出令別表第3からの韓国の削除)の日程は、

政令公布:2019年8月7日
施行日:2019年8月28日

とありますから、今月28日から韓国向けの輸出は厳格な審査が務化されるわけです。

ここでおさえておかなくてはならない用語は、ホワイト国キャッチオール規制審査の意味です。

あまり難しく考える必要はありません。

経済産業省のHPにしっかり掲載されています。

▼経済産業省 安全保障貿易管理

 

▼補完的輸出規制(キャッチオール規制)

 

ホワイト国は、「輸出令別表第3の地域」と呼ばれます。

これらのホワイト国は輸出管理を厳格に実施していることから、日本から輸出する場合、その手続きが大幅に緩和された優遇措置が適用できます。

つまり輸出しやすい国たちの総称をホワイト国と言います。

(今後はホワイト国と呼ばず、グループAと呼ばれれます。韓国はグループBとなります)

アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、大韓民国、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、アメリカ合衆国
現時点27カ国。

韓国がホワイト国「輸出令別表第3の地域」から外れますと、輸出管理上は、キャッチオール規制審査を実施することが法律上規定されています。(法律です)

キャッチオール規制とは、民生用品(機微度が低い商品、一般車・一般家電等)でも、軍事目的に転用されないように審査をする手続きを言います。食料や木材以外はすべてが対象になるのでキャッチオールと言います。

韓国はこれまではホワイト国に入っていましたので、リスト規制対象品目(軍事目的で使用される可能性の高い品目)以外の貨物や技術を輸出する際は、審査不要で輸出許可も不要で輸出できたわけです。

韓国はその他地域の仲間入りになり、ホワイト国以外の国や地域で、企業によって規定上の扱いに差が出てきます。
(話が複雑になるのでその他地域でくくることにします)

その他地域は、おおむねアジアでいえば、タイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、中国、などなどで、リスト規制対象以外の貨物や技術はキャッチオール規制審査を行わないといけません。

えっ、輸出貿易管理では中国と同じ扱いになるの?

そうなんです。

あれだけ貿易額の多い中国と同じ手続きを今後はしていくのです

これまで韓国に対して貿易上の優遇措置をずっと与えていたわけですね。

忖度していた、というか。

それがもとに戻った、くらいです。

日本にとっては安全保障上の必要な措置にしかすぎないわけです。

ただし、もうお互いに感情論になってきてますので、今回の閣議決定後は長期間(永遠?)に渡って日韓両国にとって大きなシコリを残すことになるでしょう。

スポンサーリンク

今後どうなる日本と世界の動き

●トランプ大統領の当選
●ボリス・ジョンソン英国首相の誕生
●日中貿易戦争の激化
●日本の輸出優遇措置を韓国は外す決定

●2019年10月は英国の合意なき離脱
●2019年10月は消費税増税による日本経済のさらなる悪化

この他にもよくない事象が多数ありますが、ここ数年で急増して起こっているような気がします。

なんやらキナ臭い匂いがします。

リーマンショックから約10年。

今回の事案がターニングポイントとならないよう庶民は祈るしかないのでしょうか?

個人的には今保有している株(日本株ですが)少しでも株価が持ち直せば全て売却したいと思ってます。