新年早々(1月3日)に中国の探索機が月の裏側に軟着陸したニュースが世界を駆け巡りました。
ん? 軟着陸?
「軟着陸」があるなら「硬着陸」もあるのかなあ?
調べると、しっかり「硬着陸」という言葉もありました。
「硬着陸」なら「ハードランディング」ということなのかな?
あたりでした。
英訳は漢字をそのまま翻訳した形で、それぞれソフトランディング「軟着陸」/ハードランディング「硬着陸」です。お互いに対義語となっています。
それでは、雑学ネタ的に「軟着陸」ソフトランディングと「硬着陸」ハードランディングについてお伝えしようかと思います。
「軟着陸」ソフトランディングとは?
さっそく軟着陸を調べました。
■なんちゃくりく【軟着陸】
宇宙船が天体へ、速度をゆるめ、衝撃をやわらげながら、着陸すること。
引用:Google検索結果■ソフトランディング(軟着陸)
ソフトランディング(軟着陸)とは、航空機等が、緩やかに降下し地面に着陸をすることをいう。
宇宙開発においては月や火星などの衛星・惑星に探査機や着陸船を衝撃を和らげて着陸させること。
反対語はハードランディング(硬着陸)。
引用:ウィキペディア
そのまま脳内に引用しますと、中国の月探索機が、月の表面へ速度を緩(ゆる)め、衝撃をやわらげながら、月の裏側に着陸した、そんなリアルな光景が目に浮かんできます。
英訳は「ソフトランディング」(軟着陸)、こちらもよく使われています。
ビジネス・経済・金融の表現に比喩的によく使われてます。
「硬着陸」ハードランディングとは?
次に硬着陸を調べると、硬着陸という言葉は使われるのですが、ハードランディングのほうが一般的のようです。
確かに日常的にも「硬着陸」は使わないですし聞き慣れないです。
一方で「ハードランディング」はよく使われます。
■ハードランディング【硬着陸】
ハードランディングとは、航空機等が、急激に降下し地面に叩き付けられる形で着陸をすることをいう。
宇宙開発においては月や火星などの衛星・惑星に探査機や着陸船を衝突させること。
反対語はソフトランディング。
上記の意味から、景気動向の急激な変動の意味にも用いられる。
引用:ウィキペディア
「ハードランディング」もビジネス・経済・金融の表現に比喩的によく使われてます。
中国、人類史上初めて月の裏側着陸のインパクト
ソフトランディング「軟着陸」/ハードランディング「硬着陸」の意味がわかったついでに、月の裏側に軟着陸のニュースに行きましょう。
それにしても、月の裏側に人類史上初めての探索機が降り立ったのがなぜこうも取り沙汰されるのでしょうか?
中国は2030年までに世界の宇宙強国トップ3入りを目標にしており、今回の月探索はその一環です。
明らかに軍事面での利用で、宇宙を制するものは世界を制するという考えですね。
中国と米国の2大超大国に挟まれた日本の舵取りはますます難しくなります。
まとめ
航空機等が、緩やかに降下し地面に着陸をすることをいう。
宇宙開発においては月や火星などの衛星・惑星に探査機や着陸船を衝撃を和らげて着陸させること。
反対語はハードランディング(硬着陸)。
航空機等が、急激に降下し地面に叩き付けられる形で着陸をすることをいう。
宇宙開発においては月や火星などの衛星・惑星に探査機や着陸船を衝突させること。反対語はソフトランディング。 上記の意味から、景気動向の急激な変動の意味にも用いられる。
中国の探索機が月の裏側に軟着陸したことが、なぜこれほどまでに衝撃的なのかお分かりになりましたでしょうか?
軍事活用などと聞くと、月へのロマンがなくなりますが。
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