待ちに待ったゴールデンウィークです。
大型連休は家族で潮干狩りに行かれる方も多いと思います。
あさりバターが大好きなので僕もたまに行くのですが、潮干狩りについて消費者庁から警告がありました。
⇒消費者庁:「潮干狩りで取った貝の貝毒に注意してください。」
実は、貝毒は加熱しても毒は消えず、重症の場合は呼吸困難で死に至ります。
消費者庁によりますと、特に無料の潮干狩り場は検査が行われていないこともあるため注意が必要とのことです。
大阪府・兵庫県・徳島県で規制値を越える貝毒が検出されており、事前に貝毒の検査等情報の確認するようにしましょう。
食品安全委員会によると、海外では年間約1600人が麻痺性(まひ性)の貝毒を発症し、世界で約300人が死亡していると推定されています。
【注意】潮干狩りの貝毒情報を都道府県HPで事前安全確認してから出かけよう! 消費者庁が潮干狩りでの貝毒の危険性を呼びかけ!
貝毒のおそろしさ 症状
貝類は食中毒を起こしやすい食材です。
煮沸や熱を加えることで毒素や有害な菌は消え去ると思いがちです。
しかし、貝毒は加熱しても毒は消えません。
塩抜きしてもダメです。
毒素が分解しないのです。
下痢や腹痛で済めばよい方で、痺れや痙攣(けいれん)、重症の場合は呼吸困難、最悪は死に至ります。
僕は何度か経験がありますが、貝はいったんあたってしまうと、のたうち回る苦しみをあじわいました。(もう二度と嫌です)
上述したように、海外では年間約1600人が麻痺性(まひ性)の貝毒を発症し、世界で約300人が死亡していると推定されています。
実は初めて知った「貝毒」なるもの、これだけのリスクがあるのですね。
あまり過度に警戒するのもよくはありませんが、お子様をお持ちの方は特に潮干狩りする場所の情報に気を付けて行動しましょう。
貝毒の原因 どこの海岸が安全か?
貝毒の原因は、有毒なプランクトンの貝の内部への蓄積となります。
貝毒プランクトン発生による時期とエリアに拠りますから、その時期の最新情報を確認するしかないです。
昨年は、大阪湾から和歌山方面で2枚貝から貝毒が出たとの情報もあります。
養殖の貝が撒かれている海岸は、貝毒の心配はないとも言われています。
いずれにせよ、必ず、都道府県が安全性を確認した海岸で潮干狩りをおこないましょう。
【超重要】都道府県のHPで貝毒情報を事前に確認してから潮干狩りへ出かけよう!
貝毒情報の調査方法 例:愛知県
たとえば具体的に愛知県で調べてみましょう。
グーグル検索窓に「愛知県 貝毒情報」と入れるとトップで検索結果が出てきます。
こちらが愛知県の貝毒検査結果です。
■平成31年4月23日に貝毒検査(麻痺性)を実施し、全ての採取海域で安全が確認されました。
■平成31年4月9?12日に貝毒検査(下痢性)を実施し、全ての採取海域で安全が確認されました。
愛知県のみなさん、安心して潮干狩りが楽しますね!!
愛知県では6カ所で貝毒検査を2週間おきに実施しています。
【調査方法】「〇〇県 貝毒情報」でググろう!
貝毒 どの貝が危ないか?
潮干狩りというと次の貝の名前があがりますね。
貝は大好物なので、バター醤油の香ばしい焼いた匂いがたまりません。
・アサリ
・ムール貝(ムラサキイガイ)
・2枚貝
・ハマグリ
実は、特定の貝だけが貝毒をもつわけではなく、その海域の有毒プランクトンの蓄積が原因なので、その海域の生息するすべての貝が対象になります。
漁業組合では安全性を確認したうえで貝を出荷してますので、潮干狩りではいたずらに騒がずに、そこの漁業組合に問い合わせるなどして冷静に対処しましょう。
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