コーラが爆発しました。
日常で起こった大げさでなく危険な現象の原因を解説します。
生暖かいのでコカコーラ缶を急冷しようと、冷蔵庫の冷凍室に入れておいたところ、そのまま忘れて放置してしまいました。
突然、夜中にバンという爆音がしました。
驚いて取り出したところこんな無残な姿に。
急冷するため冷蔵庫の冷凍室に入れ忘れ、そのまま放置は絶対禁物です!
コーラ爆発は冷凍室で起こった
画像は水で洗って撮影したのできれいですが、破裂後の冷凍室内は凍ったコーラの破片でグチャグチャでした。
冷蔵庫の冷凍室は砕けたコーラの氷でコーラまみれに(泣)
コーラ缶を蔵庫内の冷凍室に入れての放置は絶対やめましょうね。
缶の表面に「冷凍すれば破裂します」としっかり注意してます。
もし爆発(破裂)のタイミングが、手で冷凍室から取り出した時に起こったなら!!
もし顔の近くで爆発(破裂)したなら!!
想像するだけでゾッとしました。
コーラ爆発の原因は冷凍
コーラに限らず、炭酸飲料には二酸化炭素が含まれています。
炭酸飲料を冷凍室で凍らせると、その二酸化炭素が液体から分離し、気体になります。
気体になると体積は爆発的に増加します。
液体から気体でどのくらい体積が膨張するのかを知るために、水の例でいきましょう。
水を沸かすとお湯(水蒸気)になりますが、水蒸気の容積は水の体積の1700倍になります。
これが蒸気機関の原理です。
コーラ缶の中は密閉空間なので二酸化炭素は行き場がなくなり、缶を破裂させ爆発するのです。
コーラに限らず、炭酸飲料を早く冷やそうと思って、冷凍室の中に入れての放置すると冷凍してしまい、缶は破裂(爆発)してしまいます。
タイミングによっては顔の近くで破裂(爆発)すると大けがをしてしまいます。
実際に中国で事故が起こり、少年が顔の頬を何針も縫う事故が起こりました。
炭酸飲料の冷凍はダメ、充分に気を付けましょうね。
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