クルーズ旅行がブームとなり、格安一泊一万円台で国内から出発、豪華客船の旅が楽しめる時代になりました。
昔は貴族の遊びが、今や庶民の娯楽です。
格安クルーズの価格、魅力、ブームの背景、新ターミナルについて情報を発信します。
それでは、クルーズ旅行 格安一泊一万円台で国内から豪華客船の旅 その魅力とお得感に迫ります!
目次
格安クルーズ「コスタ ネオ ロマンチカ」
格安クルーズを提供する客船「コスタ ネオ ロマンチカ」についてはこちらです。
「コスタ ネオ ロマンチカ」とは
「スロー・クルージング」をテーマにしたコスタ クルーズの「ネオコレクション」シリーズの客船です。かつては「コスタ ロマンチカ」として就航していましたが、2012年の大規模改装後、「ネオ」を冠した「コスタ ネオロマンチカ」となりました。以前よりもスイート客室が増えたほか、オープンキッチンのレストラン「クラブ・ネオロマンチカ」などが増設されるなど、船内はゆったりとした船旅にぴったりなワンランク上の雰囲気に包まれています。2017年には日本発着での日本海周遊クルーズに就航。
※JTB公式ホームページより
つぎに気になるお値段はいくらになるかというと、こうなります。
格安クルーズ 価格
「コスタ ネオ ロマンチカ」(クルーズ客船の名前)に乗るクルーズ旅行の価格。
●釜山(韓国)、佐世保、宮崎を周遊するプラン
7泊8日のクルーズがおとな1名10万7800円となります。
一泊に換算しますと、一日1万5400円
しかも13歳未満の子供は無料です。
●済州島(韓国)、鹿児島を周遊するプラン
6泊7日のクルーズがおとな1名6万6800円となります。
一泊に換算しますと、一日1万1130円
これくらいなら十分手が届きますよね。
昔は貴族の遊びが、今や庶民の娯楽となっているのです。
格安クルーズ 魅力・お得感
上記の7泊8日おとな1名10万7800円や6泊7日おとな1名6万6800円(それぞれ一泊換算価格一日1万5400円や一日1万1130円)の価格には以下の全てのサービスが含まれています。
ここが魅力でありお得感なのであります。
●船内のショー・劇場・カジノが楽しめる
●旅行中の荷造りは必要なし
ソフトドリンクが飲み放題となる場合もあります。
日本ではできないカジノ、カジノが好きな人にはたまりませんね。
(私はカジノやりませんが。)
荷物の持ち運びのわずらわしさは乗船と下船のときのみです。
お値段に移動・宿泊・食事・ショー・劇場・カジノなどがすべて含まれ、非日常感を味わえ、ゆっくりまったり余暇を過ごせるという、贅沢な旅が、この価格ですからたまりませんね。
格安クルーズ なぜ安いのか?
これまでのクルーズは高嶺の花のように考えていました。
それにしても、なぜここまで安くサービスを提供できるのか、理由がこちらです。
●船内スタッフが何役もこなし人件費をカット
毎日楽しむ食事ですが、その食材を大量に一括購入して安くしてます。
また、船のスタッフはあるときはショー劇団員として、またあるときはウェイターとしてひとりで何役も仕事をこなすことで人件費を削減します。
今後も増える日本人のクルーズ人口
高齢者人口の増加、とりわけ、日本の高度成長を支えた団塊の世代の余生を楽しみかたのひとつとしてのクルーズ。
そして、リーズナブルな価格設定も相まって、日本人のクルーズ人口が今後も増える傾向になります。
2007年には18万人だった日本人の国内外クルーズ乗客数が、2017年には過去最高の31.5万人を記録しました。
※日本人の国内外クルーズ乗客数:国土交通省
こちらの国土交通省公式ホームページにも掲載されています。
・2017年の日本人のクルーズ人口は31.5万人となり、過去最多になりました。また、外航旅客定期航路の利用者数は143.9万人に達しました。
・日本発着クルーズによるクルーズ船の寄港増等により、我が国の港湾へのクルーズ船の寄港回数は2,764回、訪日 クルーズ旅客数は252.9万人となり、こちらも過去最高になりました。(確報)
※日本人の国内外クルーズ乗客数:国土交通省公式ホームページ
こういった認知度の高まりもあり、「せっかくならクルーズ旅行へ行ってみようという」という気運も高まってます。
超豪華客船が続々と日本へ寄港
今後も増える日本人のクルーズ人口をうけて、豪華客船が続々と日本へ寄港します。
2013年には約1000隻だったクルーズ船が、2018年には約3000隻と3倍に増えてます。
さらに新ターミナルも続々と日本で開港します。
青森港「国際クルーズターミナル」
青森港には「国際クルーズターミナル」が2019年4月24日にオープン。
青森市には今年27隻が入港予定です。
さらに海の女王と呼ばれるクイーン・エリザベスが入港します。
青森市によれば、年間100隻・乗客数10万人を目標にしてます。
東京国際クルーズターミナル
東京都江東区青海にも2020年7月に新しいターミナル「東京国際クルーズターミナル」が誕生します。
場所は、東京湾岸警察署と船の科学館の間に開港されます。
実はその先にある晴海港は、途中にあるレインボーブリッジの高さの制限があり、豪華客船はその巨大さのため橋の下をくぐることができず、晴海港に入港できませんでした。
新ターミナル「東京国際クルーズターミナル」は位置的に、橋の高さ制限を受けないため、世界最大級の豪華客船が入港できます。
そのこけら落としともいえる、アジアで最大の豪華クルーズ船が「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」です。
全長347m、乗客定員が4246人!
東京タワーを上回る全長で、船上ではスカイダイビング、ロッククライミング、サーフィン、空中遊覧ができます。
もう地上の楽園のような豪華さですね。
このように今後まずます、クルーズ旅行は身近なものになっていくことでしょう。
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クルーズビジネスは客単価を下げて集客を増やす傾向になるため、激安クルーズ旅行は今後のトレンドになります。
これまでは豪華客船のクルーズ旅行は高嶺の花でしたが、10万から20万円くらいでクルーズを満喫できるなら、爆発的な人気を呼ぶでしょう。
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