犬のお手入れ(シャンプー)
犬のシャンプーは定期的に行いましょう。
シャンプーの役割は、犬の体を清潔に保ち、匂いや皮膚病などを予防することです。
自宅でシャンプーをすることができない場合は、ドッグサロンに依頼しましょう。
シャンプーをするときの注意点
・ シャンプー前にブラッシングをしてもつれや毛玉を除去しておきましょう。
(ブラッシングの方法については、 犬のお手入れ(ブラッシング) を参照のこと)
・ 成犬の場合、月1?2 回が目安です。
これよりも多い頻度でシャンプーを行うと、被毛のパサつきや、皮膚の乾燥を引き起こします。
・ 子犬の場合、湯冷めして感染症にかかる恐れがあるため、生後3?4ヶ月頃の予防接種(→ 犬の健康管理(予防接種) ) を済ませた2週間後までは、シャンプーを控えましょう。
・ シャンプーが犬の目に入らないように注意して洗いましょう。
もし目に入った場合は、すぐにティッシュで拭き取り点眼薬をさしてください。
・ お湯が犬の耳に入らないように気をつけて流しましょう。
予め、耳にコットンで詰め物をしておくとよいかもしれません。
もし、耳に入ってしまった場合は、コットンで拭き取ってください。
・ シャンプー液がのすすぎ残しがあると皮膚病の原因になります。
初めてのシャンプーの前にしておくこと
・ ドライヤーの風や音に鳴らしておく。
? ドライヤーの近くで遊ばせてみます。
? たまに少しの時間ドライヤーのスイッチ入れて音を鳴らします。
? ドライヤーのスイッチ入れる時間を徐々に長くします。
? 慣れてきたら、少し風を当ててみます。
・ シャワーの音やお風呂場に鳴らしておく。
? お風呂場の近くで遊ばせてみます。
? たまに少しの時間シャワーの音を聞かせます。
? シャワーの音を聞かせる時間を徐々に長くします。
? 慣れてきたら、少しお湯をかけてみます。
シャンプーの手順
・ 犬用シャンプー・拭き取り用コットン・タオル・ドライヤーを用意します。
・ 濡れてもよい服装に着替えます。
・ シャンプー前にブラッシングしておきます。
・ シャワーでぬるめのお湯( 38?40 ℃) を控えめに出して、シャワーヘッドを犬に近づけた状態で少しずつ濡らしていきます。
お湯をかけるときは、尻尾側から頭部に向かって、足先から丈夫に向かって少しずつかけます。
・ 犬用シャンプー液を泡立ててから犬につけます。
このときも、尻尾側から頭部に向かって、足先から頭部に向かって、やさしくマッサージしていきます。
爪を立てずに指の腹で揉むようにマッサージしてください。
・ 特にアンダーコートの犬種は洗い残しがないように、念入りにシャンプーしましょう
・ すすぎ残しがないように、念入りにシャンプー液を流しとります。
・ 犬にブルブルッをさせてから、タオルで水分拭き取ります。
・ ドライヤーを使って、皮膚表面から被毛まで充分に乾かします。
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