犬のお手入れ(爪)
犬の爪切りは定期的に行いましょう。
月1?2 回が目安です。
犬の爪切りの目的は、伸びすぎた爪によって肉球が傷ついたり歩行の障害になったりするのを防ぐことです。
自宅で行うのが難しい場合は、専門のトリマーさんに依頼するとよいでしょう。
犬の爪切りで注意すること
・ 血管が透けて見え部分(ピンク色の部分) から、約3mm 外側までを切るようにしてください。
・ 爪のうち側には神経も血管も通っているので、うっかり深爪してしまうと出血したり、犬がとっても痛い思いをします。
「爪切りなんか大?嫌いっ」なんて子になってしまうので、十分に注意を払って切るようにしましょう。
・ 万一、血管の通っている部分を切ってしまった場合、出血すると思います。
ガーゼなどで止血をし、消毒液を塗ってください。
血が止まらない場合は、市販の止血剤を使用してもよいでしょう。
・ 生後1ヶ月を過ぎると、犬の爪は硬くて人間用の爪切りでは切ることができません。
犬を飼ったら、犬用の爪切りと爪やすりを備えておきましょう。
犬の爪切りの手順
爪切りデビューする前に、指に触れることに慣らしておきましょう。
いきなり、足を引っ張って持つと「何するんだよ」と驚いて抵抗することもあります。
静かに触れてやさしく持つようにしましょう。
最初は、指を1本ずつに触れて、大人しくしていたら、褒めたりご褒美を与えたりしましょう。
指に触れることに楽しい印象持たせながら慣れさせておいてください。
1週間程度続けるとよいでしょう。
・ 安定した場所で、犬の手をやさしく手に取ります。
・ 血管や神経が通っている部分を切らないように、爪の十分外側を爪切りで切ります。
・ 仕上げに、犬用の爪やすりで削り形を整えます。
尖りすぎると、クッションやソファー、カーペットなどの布地を傷つけて引っかかったりすることもあるので、滑らかな角度に整えましょう。
爪切りが無事に終わったら、やさしく褒めたりご褒美をあげてくださいね。
犬のお手入れ(爪) のポイント
ポイント1. 爪切りは、月に1?2 回の目安で定期的に行う。
ポイント2. 爪を切らないまま伸ばしておくと、肉球が傷ついたり、歩行の障害になったりする。
ポイント3. 爪切りデビューする前に、犬の指を触ることに慣れさせておく。
ポイント4. 生後1ケ月以降の犬の爪は固くなっているため、犬専用の爪切りと爪やすりがひつようになる。
ポイント5. 犬の爪の内側には、神経と血管が通っているため、十分に外側だけ爪切りで切り、爪やすりで滑らかに整える。
ポイント6. 万が一、深爪すると犬が激しく痛がり、出血してしまう。出血した場合は、止血して消毒すること。
ポイント7. 爪切りが無事に終わったら、やさしく褒めてご褒美を与えるとよい。
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