飛びつき癖の原因と直し方
犬好きの人は、玄関などで犬が飛びついてくるとついデレデレしてしまいますが、犬の飛びつきは、お散歩するときも犬用施設するときもマナー違反になります。
特に、子供や高齢者などに大きくて力の強い犬が飛びかかると、転倒させて怪我をさせてしまいます。
飼い主の責任で、飛びつき癖を直しておきましょう。
飛びつきの原因と種類
・ 喜びの表現
例:玄関でのお出迎えのとき、知っている人や犬に会ったときなど。
・ 要求・催促
例: お散歩に行きたいとき、遊んでほしいときなど。
・ 序列確認
例: 見慣れない人や犬に対しての飛びつき。
・ 好奇心
例: 見慣れない物に対しての飛びつき。
・ 狩猟本能
例: 動いているものに対しての飛びつき。
飛びつき癖の直し方
日頃から、何かを始める時(食事・お散歩・遊び・マッサージなどの開始時) に、「おすわり、待て」をさせるようにしておきます。
1. 犬が飛びつくパターンを調べて、犬が飛びつきそうな状況をつくる。
2. 犬が飛びつこうとした瞬間に、「おすわり」と命じる。
指示にしたがったら、やさしく褒めご褒美を与えます。
3. 興奮したまま犬が指示に従わなかったら、犬の存在を無視し、見ることも声をかけることも一切しないようにします。
犬が、まとわりつく場合は、無言で別の部屋に移り犬を避けます。
4. 犬が静かになったタイミングで、やさしく褒めご褒美を与えます。
10?15 分置きに休憩を挟みながら、繰り返し訓練を行います。
飛びつき癖が矯正されてきたら、徐々にご褒美を与える頻度を減らしていきます。
遊びやお散歩するときに、犬のテンションが急激に上がって飛びつきを誘発してしまいます。
普段から適正なペースで遊びやお散歩をさせるようにしましょう。
飛びつき癖の原因と直し方のポイント
ポイント1. 犬が飛びつく原因には、喜びの表現、要求・催促、序列確認、好奇心、狩猟本能などがある。
ポイント2. 犬の飛びつきによって、相手を怪我させる恐れがある。
ポイント3. お散歩中、ドッグランでの飛びつきはマナー違反になる。
ポイント4. 日頃から、何かを始める時(食事・お散歩・遊び・マッサージなどの開始時) に、「おすわり、待て」をさせるようにしておく。
ポイント5. 犬が飛びついてきたら「おすわり」をさせるようにする。
ポイント6. 指示に従ったら、やさしく褒めてご褒美を与える。
ポイント7. 指示に従わなかったら、犬を無視するようにする。犬がまとわりつく場合は、別の部屋に移るなどして犬から離れる。
ポイント8. 犬の集中力を保つため、訓練は10?15 分置きに行う。
ポイント9. 家族で、一貫した行動をとる。
ポイント10. 犬のテンションが急激に上がらないように、日をあけずに遊んだりお散歩させたりする。
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