今回は、「第2話 パキスタン「たびレジ」」(ゴルゴ13の海外安全対策マニュアル 全13話)をご紹介します。
パキスタンを舞台に、「たびレジ」のおかげで九死に一生を得るストーリーです。
私事ですが、仕事でパキスタンへは何度か実際に行きました。
カラチやラホールで、羊の肉や野菜料理を食しましたが、お酒はホテルでしか飲めませんでした。
イスラム圏の国であるが故、昔、空港でウィスキーを没収された知人もいたようですが最近はどうなのでしょう?
【あらすじ】この数年,テロが中東や北アフリカのみならず,欧米やアジアに拡散し,今や在外邦人もテロの標的になっている。 このような状況下,外務大臣は在外邦人の安全対策のためにデューク東郷(ゴルゴ13)に協力を要請。 ゴルゴは大臣の命を受け,世界各国の在外邦人に対して,「最低限必要な安全対策」を指南するための任務を開始した・・・。
「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」から抜粋
http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html
第2話 パキスタン「たびレジ」
パキスタン最大の都市であるカラチ市に無事到着し、安堵の日本人出張者一行。
明日からの激務に備えるために今夜は景気づけにビールでも楽しもうと提案するが、いつの間にか側にいるゴルゴ13からいきなり「たびレジ」に入っているかの確認を問われてしまう。
「たびレジ」の存在を知らない割には大きなリアクションを取りながら、結局は聞いたことがない、ビールを飲みたいと言い張るが、それをたしなめるようにゴルゴ13は問い詰める。
「たびレジ」とは?外務省が開発した海外旅行登録システムです
たびレジ?-?外務省海外旅行登録?- Ministry of Foreign Affairs of Japan?から引用
たびレジは、海外旅行や海外出張される方が、旅行日程・滞在先・連絡先などを登録すると、滞在先の最新の海外安全情報や緊急事態 発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などが受け取 れるシステムです。
こちら↓↓↓ なぜか長きにわたって ACESS DENIEID と表示されてますがしっかりアクセスできます。
外務省の公式ページです。怪しいサイトではありません。
「たびレジ」のおかげで九死に一生を得る
カラチからハイデラバーデへ急ぐ一行。
「たびレジ」情報のことなど無視して、仕事を優先させようとする部下をなだめ、部長は安全優先で引き返しを図ることを決断。
後に先に進んでいれば死の脅威にさらされたことが判明し、放尿してしまう日本人を横目で見つめるゴルゴであった。
たびレジは必ず入れと促すゴルゴ13
多くの企業では、従業員ひとりひとりに「たびレジ」に加入することを促進してます。
「たびレジ」に登録することで、海外で重大な事件や大規模な事故・災害が発生した場合、外務省は安否確認を行い、必要な支援を実施するとしています。
私は海外へ行くたびに「たびレジ」に登録してますが、幸い外務省から安否確認などの問い合わせは受けたことがありません。
「たびレジ」への登録は簡単にできますので皆さんにもお勧めします。
ゴルゴ13もそう言ってます。