7月7日の夜は、七夕(たなばた)ですね。
昨年も今年も来年もずっと、7月7日が七夕です。
織姫「おりひめ」と彦星「ひこぼし」が一年に一回出会う日です。
夜空を見上げて、星に願いをかけて「たなばたさま」を歌いましょう。
七夕(たなばた)の由来
天の川の西岸に住んでいたのが織姫「おりひめ」、東岸に住んでいたのが彦星「ひこぼし」。
天の神様(天帝)が愛のキューピットになって、織姫「おりひめ」に「ひこぼし」を引き合わせたところ、一目惚れ、すっかりお互いに好きになってしまいました。
ところが、仕事が手につかない状態になり、
織姫「おりひめ」(機織りのプロ)は得意の機織りをしなくなり、
彦星「ひこぼし」(牛使いのプロ)は畑仕事をしなくなってしまいました。
「こりゃあかん」と天の神様(天帝)はお怒りになって、二人を無理やり別れさせたところ(これぞ、別居結婚)、
織姫「おりひめ」は泣いてばかり、
彦星「ひこぼし」は病気なる始末。
それを不憫(ふびん)に思った天の神様(天帝)は天の川で出合えるようにして、一年に一度だけ出会い(逢瀬)を許してあげるのでした。
その日が7月7日の夜です。
喜んだ二人は、
織姫「おりひめ」は一生懸命機(はた)を織り、
彦星「ひこぼし」は一生懸命畑つくりに励みましたとさ。
七夕を「たなばた」と呼ぶ理由
でも、どうして、「たなばた」(七夕)って言うんでしょうね。
七夕が、「たなばた」って結びつかないですね。
個人的には、「な」は「七」、「た」は「夕」を連想するので、かろうじて読めますが。。(2文字しかあってません)
別の言い方で、「しちせき」とは呼ぶらしいですが、こちらのほうが漢字の呼び方としてはしっくりしますね。
「しちせき」なんて呼び方はよほど薀蓄(うんちく)のある方以外は使いませんが。
「たなばた」は棚機(たなばた)という織り機から来ています。
昔の日本では、織り機で織った着物を棚(たな)にお供えして神様に祈ったそうです。
その「たなばた」から来たという由来です。
パンダは笹の葉で自分の口を切らない?
小さいころ笹の葉(ささのは)に願い事を書いて、短冊(たんざく)を飾っていたのを覚えてます。
笹の葉は縁(ふち)が細く鋭いため、ぎざぎざの鋸(のこぎり)になって、その当時まだ柔らかくかわいらしい指や足は、しょっちゅう笹の葉で切れて痛めました。
じんじんするような痛さで、けっこう時間がたっても痛かったのを憶えています。
自分の唾で治してましたよ。
今の子供たちってこんな経験あるのかなあ。
薄い紙で手を切るのはありそうなので、そういえば実感できるかも。
そういうことで、「笹の葉」や「竹」、パンダ大好きですね。
疑問ですが、パンダは笹の葉で自分の口を切らないのでしょうか?
下の動画では、笹の葉をむしゃむしゃ食べてます。
口の中は大丈夫なのかな?
下の動画を見ると、笹がついてない竹を美味しそうに食べてますね。
パンダは笹の葉を手で逆なでしない方向で、笹をしごき取ってから、竹を食べるそうですが、
下の動画では、すでに笹を取り除いてから、竹の部分だけを与えて、食べさせているようですね。
「たなばたさま」の歌
ささのは さらさら
のきば(軒端)に ゆれる
おほしさま きらきら
きん ぎん すなご(砂子)
ごしき(五色)の たんざく
わたしが かいた
お星さま きらきら
空から みてる
「たなばたさま」の歌です。
メロディーはまだ頭に残ってました。
童心に戻って歌いましょう。
さて、今年は何を祈りましょう。