僕の会社ではグループ会社内でいろいろな情報を共有します。
情報のひとつにリスクマネジメントというカテゴリーがあり、海外での被害など事故の事例はかなりの頻度でメールやホームページで共有されます。
グループ全体は大所帯なので、常に誰かが海外出張に行って、かなりの確率で誰かが事故や犯罪にあっています。
そのメール報告が注意喚起で送られてきます。
・貴重品の盗難
・車上荒らし
・スキャニング
・自動車事故
最近の事例ですと、「海外で被害にあったときはポリスレポートが必要になる」というケースがありました。
え? ポリスレポート?
知ってましたか? ポリスレポート?
恥ずかしながら、僕は今回その言葉を初めて知りました。
教訓は、海外で事故や被害にあった場合は、最寄りの警察でポリスレポートを作成してもらいましょう。
・ポリスレポートとは?
・ポリスレポートはどこで入手?
・なぜポリスレポートが必要?
・ポリスレポート入手前の注意点とは?
以上、ポリスレポートについて解説いたしますので、海外リスク管理ならびに海外渡航の際のご参考にして下さい。
それでは、「ポリスレポートとは何? 入手方法? なぜ必要? 入手前にすべきこととは? 知らないと損する海外リスク管理」どうぞ!
目次
ポリスレポートとは?
そもそもポリスレポートとは何なのでしょうか?
こう言えばすぐわかりますね、「警察への被害届け」です。
日本語で言えばすぐわかります。
“ポリスレポートとは、自分の被害状況を警察に伝えたものを、警察官が文章化したものです。”
出典:海外で盗難被害にあったらポリスレポートを作成しよう https://life-traveller.com/policereport
平たい言い方をすると、「こういう被害に会いましたという警察が発行する被害の証明書」となります。
どこに行けばポリスレポートを入手できる?
被害や事件にあった場合は、最寄りの警察署やツーリストポリスへ行って、ポリスレポートを発行していただきましょう。
その際、パスポートは必須となります。
最悪、パスポートが盗難されたとしても、行くしかありませんが。。。
また、被害状況を伝えるためにスマホで写した画像が役に立ちます。
なるべく正確な情報を伝えるためにも事前準備は十分にしておきましょう。
こちらも、スマホが盗まれた場合は非常に痛いですね。
海外ではパスポートとスマホは最低限「肌身離さず」ですね。
あと言葉は海外なので頑張って伝えましょう(汗)
ポリスレポートが必要になるケースとは?
海外保険適用やパスポート再発行の際に必要となります。
・貴重品の盗難
・車上荒らし
・スキャニング
・自動車事故
事例として、車をレンタルして、そのレンタルカーが車上荒らしにあった場合などの保険適用です。
一例として、窓ガラスの破損は保険で全額カバーしたいときなど、海外保険を使用するのに、ポリスレポートが必要となります。
海外旅行保険の番号等も必要になりますので。
メモやスマホで保管しておきましょう。
ポリスレポートを入手する前にやるべきこと?
話は前後しますが、警察署もしくはツーリストポリスに行く前にすべきこととは、クレジットカードの事故に遭った場合や、パスポート盗難・紛失の場合です。
被害額を最小限に食い止めるためにも迅速にカードを停止しましょう。
その際、「電話する」や「カード情報の保管(カード番号)」にスマホの登場となります。
次にパスポート盗難の場合も大使館に駆け込むよりも先に、ポリスレポートで被害証明書を入手しておきましょう。
スマホにパスポートの画像があれば対応が楽になるでしょう。
スマホってパスポートより貴重かも(半分冗談)
【参考記事】
車上荒らし対策まとめ
今回はポリスレポートの内容について、車上荒らしを事例としました。
車上荒らしは、日本でも被害が跡を絶たなく、海外では更に酷い状況です。
海外での車上荒らし対策は限られるのですが、何もしないよりはましなので少しでもリスクを下げましょう。
■車は、駐車場の隅や暗く見通しの悪い場所を避け、見晴らしが良く、人通りの多い、安全な場所を選んで駐車する。
■現地人からの治安情報や、現地日本大使館や警察からも注意事項を収集する。
まとめ:海外ではパスポートとスマホは「肌身離さず」
僕はこういう注意喚起情報を見聞きするたびに思うんですが、僕は過去重い被害に遭ったことがありません。つくづくラッキーだと思います。
(小さい被害は数々有り)
だからといって、これからも事故に遭わないという保証はありません。
事前のリスク管理をしたとしても被害や事故に遭うときは遭うわけです。
ですが、常日頃リスクマネジメントで情報入手をして、必ず心構えしておきましょう。
ショックが少しは和らぐからです。
海外駐在員からは、海外での事故は精神的にハードと聞いております。
あと、繰り返しになりますが、一番重要なところ、海外ではパスポートとスマホは最低限「肌身離さず」ですね。
☆