特殊詐欺対策アプリの導入方法とその利用方法について解説します。
LINEと東京都が共同で、特殊詐欺を見破るアプリを開発しました。
優れものアプリなのですが、利用と導入の方法がニュースだけでは分かりにくいです。
ということで、特殊詐欺対策アプリの導入方法とその利用方法について詳細説明します。
怪しい文書が家に来ましたら、ぜひこのアプリを活用して、特殊詐欺から財産を守りましょう。
目次
特殊詐欺対策 ANNニュースで概要をつかもう
「LINE」と東京都が特殊詐欺の被害を防ぐためのアプリを共同で開発しました。
まずは、ANNニュースをYouTube動画で視聴し、その概要を把握しましょう。
YouTube動画はこちらです。
ニュースの概要はこちらでも確認できますよ。
無料通信アプリ「LINE」と東京都が特殊詐欺の被害を防ぐためのアプリを共同で開発しました。
アプリには架空請求を見破るためのシステムが導入され、督促状に書かれている組織の名前や電話番号と過去の架空請求で使われたメールのデータを人工知能が解析します。
さらに、特殊詐欺がどこで何件起きたかなどが表示されます。
東京都では特殊詐欺の認知件数が去年1年間で3913件と過去最悪になっていて、対策が求められています。
東京都ではアプリにつながるQRコードを載せたポスター1万枚を掲示することにしています。
引用:ANNニュース
怪しげな督促状をラインのカメラでキャプチャーします。
人工知能AIが督促状の内容を判定し、架空請求を見破るためのシステムがあなたに判定を教えてくれます。
実にシンプルで素晴らしい。
実際、公的な書類が来ると身構えちゃいますよね。
内容をよく確認すれば「怪しい」と気づきますが、最近は精巧で巧妙になってきており、高齢者が見破るのは難しいレベルになっています。
こんなときにこのようなアプリがあればたいへん助かりますよね。
なにより安心です。
特殊詐欺対策 LINE公式発表の内容
LIEN側でも公式ホームページで告知しています。
LINE、東京都と「特殊詐欺の被害防止に向けた連携に関する協定」を締結は、こちらです。
長いですが内容の一部を引用します。
現在、東京都において、オレオレ詐欺や架空請求詐欺などの特殊詐欺に対して、自動通話録音機設置の促進や啓発活動など様々な対策が実施されています。
「LINE」は通話している相手が特定しやすいという特徴から、従来のオレオレ詐欺のような手法が発生しにくい構造になっています。
年代を問わずだれでも無料で簡単に利用できる、音声通話やビデオ通話、メッセージ機能を備えており、家族と「LINE」でつながっていれば、通話ボタンを押すだけですぐに直接通話をすることができ、ビデオ通話であれば、本人確認ができるので、なりすましの防止にも役立ちます。
また、グループトークの活用も促進するなど、家族間の連絡・相談がしやすい環境を整備することで、特殊詐欺の被害防止に取り組んでまいります。この取り組みの啓発活動として以下の施策を実施してまいります。
・LINE公式アカウント「特殊詐欺対策・東京都アカウント」の開設
LINE公式アカウントでは、警察庁、警視庁にも協力いただき、特殊詐欺の被害防止のための啓発・情報発信を行います。
また、架空請求と思われる請求書を撮影して「LINE」で送ると、無料で判定される機能を備えたLINE公式アカウント「ScamDetector(スカム ディテクター)」との連携も行います。
不審に思った際に、「LINE」から気軽に問合せができ、被害を未然に防ぐことを支援します。
LINE「特殊詐欺対策・東京都アカウント」開設方法
それでは実際どのようにやっていくのか、導入のやり方を説明します。
スマホでしか使えません。
(方法1)お持ちのスマホでLINEのアプリを開きます。
まだスマホにLINEアプリをインストールしていない方は、ぜひLINEアプリを解説しましょう。
LINE「ホーム」(一番下の一番左端)に行きます。
「おすすめ」「公式アカウント(新着の公式アカウントをチェック)」を開きます。(タップします)
「公式アカウント」が開きましたら、検索窓に「特殊詐欺対策・東京都アカウント」と入力します。
「特殊詐欺」だけでも検索されます。
「特殊詐欺対策・東京都アカウント」が表示されます。
「特殊詐欺対策・東京都アカウント」の左下「通知+」をタップします。
「友だち登録ありがとう」と表示されすぐ消えます。
次に「トーク」に行きます。
そこに「特殊詐欺対策・東京都」が現れています。
「○○さん、友だち登録ありがとうございます」と書いています。
タップして入ります。
(方法2)QRコードで一発アカウント作成
上記ですでにご紹介したLIEN公式ホームページ
LINE、東京都と「特殊詐欺の被害防止に向けた連携に関する協定」を締結は、こちらです。
こちらにQRコードが表示されてますので、QRカメラで「特殊詐欺対策・東京都アカウント」を一発で開設できます。
特殊詐欺対策 さっそく使ってみましょう
LINE(ライン)で「特殊詐欺対策・東京都」は開いていますか?
そこの「メニュー」に「これって架空請求?」というメニューが見えますか?
そちらをタップします。
「LINEでハガキを撮影・送信するだけでAIが架空請求か素早く判断します」とありますね。
それでは青い文字の「LINEで架空請求判定」をタップします。
「ScamDetector(スカム ディテクター)」を追加します。
再度「LINEで架空請求判定」をタップします。
カメラで督促状を撮影します。
あとはメッセージに従うことで、督促状等が架空請求なのか否かをAI人工知能が判定してくれます。
AIが判定できない場合は、専属弁護士による目視判定になります。
いずれにせよLINE(ライン)の指示どおりに従って操作していきますが、どうしても分からないときはLINEに強い若い人に聞きましょう!
僕のような高齢者(?)でもふだんラインを使って慣れている人には、簡単に操作できますよ。
上のこちらの動画でも一部使い方が示されていますのでご参考にしてください。
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