テレビ【ありえへん∞世界】(毎週火曜夜6:55)で取り上げられたアメリカの幼女誘拐殺人事件、1988年インディアナ州でエイプリル・ティンズリーちゃん(8歳)が誘拐・殺害され30年間暗礁に乗り上がった、いわゆる未解決事件:コールドケースが
30年もの間未解決だった事件(コールドケース)をたったの3ヶ月で解決へと導いた驚愕の方法が「DNA分析システム」でした。
この「DNA分析システム」とは何か、どうやって犯人特定に至ったのでしょう
それでは「DNA分析システム・遺伝子系図学・DNAプロファイリング:30年間未解決事件(コールドケース)をたった3ヶ月で解決した最新の手法と技術」をどうぞ!
DNA分析システム
以下の「DNA分析システム」という手法で犯人特定へと割り出していきました。
■そのDNAの一部でも近いDNAを持つ祖先のルーツを西暦1800年ごろから割り出しました。(部分一致DNA)
■この時点では何千人もの人間が対象となりました。
■そこから、年齢、性別、場所などの条件でさらに絞り込みました
■少人数の対象人物(容疑者)を最終的に絞り出しました。
■捜査で?DNAと完全一致する犯人を特定できました。(完全一致DNA)
この事件では容疑者は兄弟2人に最終的に絞られました。
そして弟(ジョン・D・ミラー(John D. Miller))が捨てたゴミの中から弟のDNAを採取し、30年前に犯人が現場で遺したDNAと完全一致と判明しました。(完全一致DNA)
ついに犯人ジョン・D・ミラー(John D. Miller)が逮捕されたのです。
犯人特定に至った独自手法に驚愕
僕が驚嘆したのは、DNAの部分一致の対象者数千人から、DNAの完全一致の特定一人へと割り出し
数千人から特定の一名へと辿り着く(たどりつく)独自手法に、不
そして30年前の容疑者2名とは全く別の人物が真犯人であったのです。
いくら容疑者であろうと簡単にDNAを採取させてくれないプライバシー保護の時代背景があったことも
現代では法律が改正されDNAサンプル採取は条件付きで可能です。(条件付き:法令条例や国によって異なる)
遺伝子系図学
この手法は、「遺伝子系図学」と呼ばれ、番組でもご本人で遺伝子
番組では分かりやすい言葉で「DNA分析システム」という言葉が使われていましたが、「遺伝子系図学
この手法により、全米ではこれまで長年の未解決事件(コールドケ
未解決事件(コールドケース)を解決へと導く犯罪の分野のみなら
人の残虐性という根源的な問題
30年越しに解決した警察側の執念の逮捕劇は感動的であり、また解決
アメリカではこの手法によって未解決事件(コールドケース)が多
しかし、人はなぜおぞましい犯罪を犯すのかという根源的な課題は
日本や世界で起こる絶え間ない事件で思う「なぜ人はあのようなこ
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