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犬に必要な栄養素:タンパク質・脂質・炭水化物について説明

犬
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犬と人間とでは、体のしくみが異なる部分もあるため、必要な栄養素の配分も異なります。

5大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル) のうち、ここでは、タンパク質・脂質・炭水化物について説明します。

◎「犬に必要な栄養素(ビタミン)」については、
犬に必要な栄養素(ビタミン) を参照してください。

◎「犬に必要な栄養素(ミネラル・水)」については、
犬に必要な栄養素(ミネラル・水) を参照してください。

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タンパク質・脂質・炭水化物

タンパク質

筋肉・毛・爪、皮膚・血液・内臓などを形成するために必要な栄養素です。

不足すると、発育障害・貧血・抵抗力低下・被毛のパサツキ・食欲不振などの原因になります。

過剰摂取すると、肥満や肝機能障害の原因になります。

犬が必要とするタンパク質の割合は人間よりも多く、成犬の場合、体重1kg あたりの摂取量の目安は人間(成人) の約1.3?2.8 倍です。

犬の場合、体内で合成できないアミノ酸(必須アミノ酸) が10 種類(アルギニンやリジンなど) あり、食物から摂取する必要があります。

アミノ酸は動物性タンパク質に多く含まれます。

脂質

エネルギー源となると同時に、脂溶性ビタミンの吸収を助けます。

不足すると、免疫力の低下・赤血球の減少・発育障害・被毛や皮膚のトラブルの原因になります。

過剰摂取すると、肥満・下痢・内臓疾患の原因になります。

成犬の場合、リノール酸(ω-6 脂肪酸) のみ食物から摂取する必要があります。

子犬の場合、リノール酸(ω-6 脂肪酸) とアラキドン酸(ω-6 脂肪酸) を食物から摂取する必要があります。

炭水化物

炭水化物のうち、糖質はエネルギー源になり、繊維質は消化機能を正常に保ちます。

不足すると、タンパク質の吸収を阻害し、低血糖・免疫力の低下・発育障害の原因になります。

過剰摂取すると、肥満の原因になります。

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摂取量の目安

成長期の子犬の方が成犬よりも栄養素を多く必要とします。

また、運動量の多い犬の方がタンパク質を多く必要とします。

あくまで目安ですが、タンパク質・脂質・炭水化物の1 日あたりの必要摂取量は次のようになります。

タンパク質の必要摂取量[g/日]

約4.8gx体重[kg] (成犬)
約9.6gx体重[kg] (子犬)
体重3kgの子犬ワンコに必要なタンパク質は、9.6g×体重3kg=28.8g となります。

脂質の必要摂取量[g/日]

約1.1gx体重[kg] (成犬)
約2.2gx体重[kg] (子犬)
体重30kgの成犬ワンコに必要な脂質は、1.1g×体重30kg=33g となります。

炭水化物の必要摂取量[g/日]

炭水化物の必要摂取量[g/日] = C ÷ (4[kcal])
(炭水化物は1gあたり4kcal)
ここで、
C (炭水化物の必要摂取カロリー)[kcal/日] = D – (A + B)
A (タンパク質の必要摂取カロリー)[kcal/日] = タンパク質の必要摂取量[g/日] × 4[kcal=g]
B (脂質の必要摂取カロリー)[kcal/日] = 脂質の必要摂取量[g/日] × 9[kcal=g]
D (1 日に必要なカロリー[kcal/日]) の計算方法は下記です。

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D (1 日に必要なカロリー[kcal/日]) の計算方法

D (1 日に必要なカロリー[kcal/日]) の計算方法はこうなります。

(i) 生後4ヶ月齢まで.
D = 3.0×(30x体重[kg] + 70)[kcal]

(ii) 生後4ヶ月齢?成犬になるまで.
D = 2.0×(30x体重[kg] + 70)[kcal]

(iii) 避妊・去勢手術をしていない健康な成犬.
D = 1.8×(30x体重[kg] + 70)[kcal]

(iv) 避妊・去勢手術を済ませた健康な成犬.
D = 1.6×(30x体重[kg] + 70)[kcal]

(v) 避妊・去勢手術をしていない健康な高齢犬.
D = 1.4×(30x体重[kg] + 70)[kcal]

(vi) 避妊・去勢手術を済ませた健康な高齢犬.
D = 1.2×(30x体重[kg] + 70)[kcal]

(vii) ダイエット中の犬.
D = 1.0×(30x体重[kg] + 70)[kcal]

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