子犬の時期は、
小型犬で生後約1年まで、
中型犬で生後約1年半まで、
大型犬で生後約2年までです。
子犬の食事は、成長時期に合わせて食事回数と内容を変えて与えます。
目次
生後6週までは授乳期です
母乳か代用乳を与える時期なので、通常、母犬から子犬を引き離すことはありません。
ですから、みなさんが母犬を飼っている場合を除いて、
この時期の子犬に接することは少ないかと思います。
生後7週以降?生後3ヶ月は離乳期です
離乳期には、離乳食や子犬専用のドッグフードをお湯でふやかしたものを与えます。
多くの子犬はこの時期に新しい飼い主の家へ迎えられます。
連れてきたばかりの子犬には、
元の環境(ブリーダーさん宅やペットショップなど)で
食べていたものと同じものを与えるようにします。
子犬が新しい家に慣れてきたら、別の離乳期食に変えても構いません。
食事回数:1 日3?4 回
生後3ヶ月?生後6ヶ月は、歯が発達してくる頃です
子犬専用のドッグフードをふやかさずにそのまま与えるようにします。
少しずつ切替えて、慣れさせましょう。
突然切り替えるとお腹(消化器) がびっくりして、下痢や嘔吐を引き起こすことがあります。
食事回数:1 日3?4 回
生後6カ月?成犬になるまで(大型犬の場合は生後7-9ヶ月?成犬になるまで) は、ゆるやかに成長する時期です
成犬と同定度の大きさに成長すると、成長がゆるやかになる分、食欲も落ちます。
この時期は、食事回数を1日2 回に減らします。
これまでどおり与えてしまうと、肥満の原因になったり、
下痢・嘔吐を引き起こす可能性があります。
食事回数:1日2回
成長期の子犬には、子犬専用のドッグフードを与えるようにしてください。
子犬専用のドッグフードには、骨や筋肉を形成するために必要な栄養素が調合されています。
子犬は成犬の2倍の栄養分が必要なため、
成犬用用に調合されているドッグフードでは栄養価が不足してしまいます。
成長期に栄養が不足すると、
発育障害を引き起こす可能性があるので、
十分に注意してください。
逆に、サプリメントなどで特定の栄養素を過剰摂取させてしまっても、
発育障害の原因になります。
フード用とは別に飲み水用のボウルを用意し、
犬がいつでも水分補給できるように新鮮な水を満たしておいてくださいね。
子犬の食事の回数、時間、餌の量
それでは、面白くて役に立つ犬の動画をお楽しみください。