7月の暑い盛りに二子玉川へ遊びに行きました。
セレブな雰囲気を醸し出す二子玉川、そこにある巨大ショッピングセンター、とりわけ蔦屋家電さんに興味があり、7月のとある暑い日にいそいそと出かけて参りました。
家電販売がメインでこの名前がついたと思いますが、蔦屋家電に驚愕しました。
蔦屋家電はお店というよりは、展示会?ショールーム?図書館?憩いの場? 蔦屋家電は不思議な空間でした。
そんななかでツタヤさんの将来など考えてみました。
二子玉川駅
渋谷から東急田園都市線に乗って、「二子玉川駅」を下車、東方面を歩きます。
これまで気にもしませんでしたが、今さらながら二子玉川(ふたこたまがわ)と「ご」が濁らないんです。
「にこたま」のほうが言いやすい。
二子玉川ライズ
RISE という太陽が昇るイメージを名前に託した二子玉川ライズは、超巨大ショッピングセンターでした。
二子玉川ライズは東京都世田谷区玉川に所在する複合施設。東急不動産、東急電鉄による再開発、運営事業の一環で、東急建設らが施工を担当した。?ウィキペディア
ガレリアと呼ぶ、巨大な屋根がこれ。
タウンフロントとリバーフロントの間をガレリアがまたいでいます。
タウンフロント、ショッピングセンターの一階で掲示板を見て、行きたいお店を探します。
海鮮処寿し常 彩 二子玉川ライズ店
広大なショッピングセンターを歩き回るとバテました。
さらに、歩き回ったので、お腹がすきました。
寿司屋さんに入り、海鮮丼と寿司盛り合わせを頼みました。
疲れのせいなのか色合いがとてもビビッド(鮮やかで)で思わず写真撮りました。
「海鮮処寿し常 彩 二子玉川ライズ店」です。
色鮮やかな、お寿司たち。
綺麗ですね、これ本当に注文した料理の画像で、どっかから持ってきた画像ではないですよ(笑)。
ここの寿司屋さんは、左側がカウンター、右側にテーブルで落ち着いて食べるコーナーと、二つの部屋に分かれており、その日の気分でどちらにしようか選べるので良いと思いました。
当日は休日で店内は家族連れが多くて、少し騒がしかったのですが、ふだんは落ち着いた雰囲気で旨い寿司を味わえる感じの良いお店でした。
さて、腹ごしらへもできて、お目当ての蔦屋家電へ。
二子玉川 蔦屋家電
お店の正面でワンショット。
蔦屋家電さん、良い意味での違和感も感じましたが、不思議な感覚。
家電の展示会というコンセプトなのでしょう。
買うというよりも、商品を理解してもらい、気に入れば購入していただくというショールームなのでしょう。
ふむふむ、ツタヤというとビデオやDVDやコミックのレンタル屋さんというイメージしかなかったのですが、経営のはばを広げてるのですね。
蔦屋家電なので家電、これは分かりますが、書籍コーナーの規模が大きい! というより、ソファーやベンチを入れると家電スペースより、書籍スペースのほうが広い!!
まあ、これも、家電と同じように、本を手軽にとって軽く読んでいただき、購入促進に繋げようというのが狙いなのかなと思ってました。
いやしかし、実に不思議な光景でした。
本屋という先入観が壊れました。
親子や友達や恋人たちが、お店の本で、勉強してました。
大人たちの中にはどう見ても熟睡している人もいました。
一人で黙々と熟読してる人、結局買わなさそう。
いちゃついてるカップル、別のところで楽しめば!
スタバで買った飲み物なのか、持ち込みなのか、飲みながら本を読んでました。
こぼしたりして本が汚れない?
ソファーで寝転んでの、ただ読みが言い訳がありません。
全部が全部、いいのこんなこと? 儲かるの? 疑問ばかりで、お店というより、そこにいる人々の観察に注力してました。
マナーを守る人や常識のある人には、店側としてはよいかもしれませんが、マナーとかけ離れた人達の方が多い場合、どうするの?
ここはどこでしょう?
ヒントは画像にあります。
おトイレです。
壁のデザインが素敵だったので写真を撮りました。
これからのツタヤさんを考えた
今日の出来事として、昔からお世話になった(レンタルや買い物で利用した)ツタヤさんの将来を考えていました。
ちょっと前までは、都会や郊外でビデオ・DVDレンタルとして、地元の同業他社を撃破し破竹の勢いでしたね。
店内に本やCDやDVDやゲームを販売し、Tポイントという金融にも経営の幅を広げ、ツタヤさん、正確に言えばCCC(カルチャー・コンビニエンス・クラブ)は当時かなり将来性のある企業と認知されていました。
しかし現在は、御多分に漏れず(ごたぶんにもれず)、音楽・映画・ゲーム・本・・・すべてオンラインで調達できます。
わざわざ店舗に行かなくても手に入るわけです。
そんな状況の中、ツタヤの店舗が全国的に閉店に見舞われているというニュースも最近ありました。
この記事の作者であるO.D.A.さんが語っているように、「TSUTAYAを経営するカルチャー・コンビニエンス・クラブ(CCC)経営陣は以前から「我々は企画の会社である」という発信をしてきています。」
たしかに、佐賀県武雄市の図書館、今回の「蔦屋家電」、福岡市の「六本松421」(今度訪問します、レポートします)を見ていると、「企画」をやっている会社なんだと、この点は、大いに納得しました。
最後に、ツタヤさん、これからもお世話になるお店ですので、地域に根付いた顧客ニーズに立ったサービスを展開していって、更に発展してほしいと願っています。
以上は、僕の個人的感想です。