12月14日の朝日新聞のットップに、65歳までは希望者を全員再雇用するように
厚生労働省は企業に義務化するよう命じる方針を固めたという記事が載りました。
65歳まで再雇用義務化は2013年度から実施の見通し
先日の記事は、われわれ50代以下の働く世代にとって、
けっこう大きなニュースだったと思います。
現在の雇用制度では、
企業の定年は60歳、
定年になると、働きたいと希望しても、
企業側の決定権が強い傾向にあります。
一方、年金は段階的に引き上げられている状態です。
2013年度は年金の支給開始は61歳からで、
60歳で完全退職になると、
無収入になります。
そこを、65歳までは、希望すれば働ける環境になるというのが、
ニュースの内容です。
年金がもらえないギャップを
企業側にもってもらおうとする意図もみえます。
このニュースは、一見
労働者に対して、
よい施策であると思われます。
しかし別の角度で見れば、
年金の国の財源は相当深刻な状態であるとも、
よみとれます。
今後は、私は、やはり、
年金はどんどん引き上げられ、
額は引き下げられ、
依然として高年齢者への厳しい状況は
変わらないと思います。
一般論として、
消費税をはじめとする、税金は高くなるでしょう、
収入は減っていくでしょう、
つまり生活はますます厳しい方向へなると思います。
それでは、どうすればよいかというと、
私がこのブログやメルマガで提唱しています。
「働きながら、別の収入減を確保する
副業(複業、ダブルワーク)を
元気で収入があるうちに、
準備していこう。
好きなことを好きなだけやる
幸せな毎日を送る環境を整備していこう!」
現時点で、
私には会社収入がそれなりにありますが、
周りの介護や世話、
住宅・教育・自動車ローン、
50代なかばという肉体的精神的衰え、
長時間通勤・国内海外出張という過酷な仕事環境、
非常に将来に対して憂慮してます。
このまま、会社の収入や年金に依存する将来を待っていては、
いつか破たんすると考えています。
自分の身は自分で守る!
こういう日々を生きていこうと、
改めて決心しました。