タイ日本国大使館より、夏休みを控えタイ渡航時に関する注意連絡がありました。
喫煙者の方にとって要注意事項があります。
タイでは電子タバコ(アイコスをはじめ,加熱式たばこを含む)は持ち込み禁止となっていますので要注意です。
違反した場合、10年以下の懲役または50万バーツ(約170万円)の罰金が科せられます。
これはとてつもなく過酷な刑罰ですね。電子タバコ自体がタイでは禁止ということです。吸うのはもちろん、持っているだけでもNGです。
50万バーツ(約170万円)については、在タイ日本国大使館からの注意喚起情報からです。
どのような条件でこのような高額の罰金が課せられるか不明です。電子タバコの価格の5倍の罰金という情報もあります。
いずれにせよ「君子危うきに近寄らず」で電子タバコの持ち込みは絶対に控えるのがよいかと。
また、タイ入国時におけるたばこの持ち込み可能量は一人につき1カートン(200本)までです。
通常は申告せずとも問題なく申告ゲートを通過できますが、呼び止められたときは荷物を開示しなくてはなりません。
そのときに200本超を保持していた場合は、高額な罰金を科せられるほかに物品はすべて没収されますので、200本以下を厳守したほうがいいです。
タイは日本よりもタバコの値段が安く買えますので1カートン(200本)以上の持ち込みは止めましょう。
以下のURLの「4 たばこや酒類の持ち込みにご注意を」を一部引用しましたのでご一読ください。
http://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20180712.html
「タイ(チェンマイ総領事館管轄区域を除く)にお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ 在タイ日本国大使館」
タイ(チェンマイ総領事館管轄区域を除く)にお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ 在タイ日本国大使館
在タイ日本国大使館からのメッセージ:引用します
▼http://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20180712.html
海外渡航や在留の際に,緊急事態が発生した場合,外務省または在外公館から随時情報を提供します。在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方でも,緊急時に情報提供を受けられる海外旅行登録システム「たびレジ」があります。「たびレジ」に登録して,海外旅行中のリスクに備えましょう。
タイ物品税局では,たばこの不法所持や不法持ち込みについての摘発を強化しており,違反者に対し高額な罰金を科しています。入国時におけるたばこの持ち込み可能量は一人につき1カートン(200本)までです。グループで入国するとき等で,一人の人が他の人の購入分をまとめて所持していても免税範囲を超過していると見なされます。税関検査で摘発された場合,高額な罰金を科せられるほか,物品はすべて没収されます。
なお,電子たばこ(アイコスをはじめ,加熱式たばこを含む)のタイへの持ち込みは禁止されています。タイ政府観光庁のホームページによると,違反した場合、10年以下の懲役または50万バーツの罰金が科せられるとのことです。
また,酒類のタイへの持ち込みは一人につき1本(1リットル)までに制限されています。
免税範囲を超えた場合は摘発対象となり,物品は没収されるとともに,高額な罰金が科されます。
近年は抜き打ち検査も多くなり、罰則も非常に厳しくなっています。タイ入国時になって慌てないようにしましょう。
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悪意が無くても、タバコや酒の持ち込み等で摘発され、それを不服として罰金の支払いを拒否した場合や、罰金が支払えない場合には、身柄を拘束されることがあります。
いったん拘置所に入るとそこから出ることは困難を極めますので、くれぐれもタバコ・酒の持ち込みには最新の注意を払いましょう。
※現時点、タイ入国の際に、電子タバコの持ち込みのチェックは受けたことがありません。
しかし、こういうのは突然のチェックが入るので、くれぐれも法律は守ったほうが良いと思います。