フリクションボールペンって知ってますか?
PILOT(パイロット)からでてる「消せるボールペン フリクションボールペン」のことです。
パイロットのホームページから引用します。
温度変化によりインキを無色にする新開発の「フリクションインキ」を搭載した新発想のボールペン。「 フリクションインキ」には消色温度が設定されているため、筆跡をボディ後部の専用ラバーで擦ることで生じる摩擦熱によりインキの色が無色に変わり、筆跡を消すことができます。
この画期的な発明品と出会ってから10年間、ほかの筆記用具を使ったことがありません。
※字が消えては困る書類には、普通のボールペンを使います。
良い点は、「字を消せること」「書き味がいい」「一本で最大4色の文字を使える」ことです。
私(テリー)との出会いは10年前、歴代で20本以上(推定)は使ってきました。
今回は、フリクションボールペンを愛してやまない「フリクション派」が語る理由と魅力について語ろうと思います。
目次
私が選ぶフリクションボールペンの必須スペックはこれ
・必ず4芯(4色〉を選びます。
これだけです。
後述しますが、メモ等で色を使い分けたいからです。
一本で4色もついているので携帯性もいい。
胸ポケットにすっと指すだけで持ち運びに便利。
ボディ本体の色は何色でもいいです。
現在メインに使用中のものは、4芯(4色)の「消せる4色ボールペン フリクションボール4 0.5 ブラック LKFB-80EF-B」です。
現在持っているラインアップは、常時携帯用、仕事場で使う用、間違って買った3芯、ノックペン、替え芯ボックス4箱。
▼▼常時携帯用の4芯の黒のフリクションボールペン
「消せる4色ボールペン フリクションボール4 0.5 ブラック LKFB-80EF-B」
価格は600円くらいです。
▼▼消しゴム部分が擦り潰れている4芯の白のフリクションボールペン
仕事で長く使っているので、消しゴム部がすり減ってます。
▼▼間違って買った3芯の木目の高級フリクションボールペン
ペン先端が固くて書きづらいし、グリップ感が弱くて、高いのに残念です。。
▼▼ノック式 赤、青
0.7なのでインクの減りは早いです。
▼▼替芯(黒、赤、青、緑)
ボックス買いしてます。
フリクションボールペンを愛用する理由
次の3点が私がフリクションボールペンを愛用する理由です。
・すぐ消せる
メモ等で殴り書きした文章を修正などする場合、便利です。
あとで見ると、自分の字なのになんて書いてあるかわからいことも多々ありますよね(汗)
そんなときに手軽に修正できる点は便利このうえないです。
高温(60度)で無色になり、カスは出ません。
※消しゴム(ラバー)部分が油っぽくなると、消そうとして擦ると文字が滲むので、ラバー部をときどき油取り紙で拭いてあげるのがいいです。
・一本で4色使える
一本のボールに4色付いてますので、色の異なるボールペンを持ち替えることなく、色を変えてみることが容易です。
色を変えることで文章等にメリハリが付けられます。
わずかな手間かもしれませんが、メモしているときの自分の考えや思いを直ぐに文字や図にしたいときに、違う色のペンを持ち替える僅かなインターバルも惜しいです。
そんなときに4色を瞬時に変えれるのは素晴らしい。
さらに4色一本なので、嵩張らない、携帯に便利です。
胸ポケットにも目立たずすっと収まります。
・ふつうに書き味がよい
ふつうにスラスラ書けて気持ちがいいです。
ふつうに滑らかで、書き出しの引っかかりもなく、問題ありません。
この点だけだと他メーカーに軍配は上がると思いますが、おおきな違和感もないということで、良い点に上げさせてください。
今ではどんなボールペンもインクがボタついたりしませんし筆記も滑らかですね。
以上3点が私がフリクションボールペンを愛用する理由です。
フリクションボールペンを使って感じる欠点
熱を与えると消えてしまう
表裏一体の欠点は、熱を与えると消えてしまうことです。
これは気をつけたほうがいいです。
以前、ノートに熱いコーヒーコップを置いたことがあり、コップを置いたところが数ページにわたって消えていました。
もっとひどいのは、ヤカンをノートの上に置いたことがあり、ほとんど字や図が消滅したこともありました(笑)
この手を使って、何度でもノートを使い回すという技(わざ)ができそうですね。(やったことはありません!)
手軽に消して訂正できるいう点と消えては困るという点で、表裏一体であります。
消えては困る書類に書く場合は、油性のジェルインクボールペンを使用し使い分けてます。
注意点はPILOTのホームページにありました。そのまま引用とさせていただきます。
※専用ラバーでこすると色が消えます。
※証書類・宛名など消えてはいけないものには使用しないでください。
※直射日光の当たる場所や、高温になる場所に置かないでください。60℃以上になるとインキが無色になります。
※-10℃前後になると消去した筆跡が戻る場合があります。
※紙以外への筆記には使用しないでください。
※感熱紙など紙の種類や、印刷物の特性によっては消去に不向きな場合があります。
※消去用ラバーに汚れがついたまま擦ると、紙面が汚れます。ふき取るなど汚れを落としてからお使いください。
インクの減りが早い
インクの減りは思いのほか早いです。
現在フリクションボールペン一択の私の場合、替芯をボックスで買ってます!
超高級フリクションボールペンの使いにくさ
高級品では名前入れのものもあります。
値段は2000円以上なり!
私は下図のものを一本持っているのですが、指でつかむときの感触がスベスベしすぎて、使いづらいです。
これは「フリクションボール3 ウッド LKFB-2SEF-BN ブラウン」で、グリップの部分が木製なのかスベスベします。
普通価格のものは、指でつかむところのグリップ部分がラバー素材になっており、指にぴったりきます。
高級品は通常価格の3倍くらいで高級感は漂うものの、それに見合う価格なのかなあという素朴な疑問はあります。
私は通常品で十分です。
まとめ
フリクションボールペンの前の、私の中のブームは、「ジェルインクボールペン」(ジェルはゲルともいいます)でした。
「ジェルインクボールペン」は当時としては画期的な滑らかな書き味で、私の中ではブームだったわけですが、当時はインクがボタついたりしてイマイチでしたね。
当時と今では、インクの性能が格段に上がってきており、消えては困る書類に書く場合は、油性のジェルインクボールペンを使用し使い分けてます。
現在のボールペンの2大潮流は。「ジェットストリーム」と「フリクション」だと言われてます。
「ジェットストリーム」は三菱鉛筆の製造で、「フリクション」はパイロットです。
私は、メモ程度に使い気軽に訂正できるという点で「フリクション」派で、消えては困るものはデジタルデータとしてパソコンやスマホに保管してます。
多くのボールペンメーカーが開発にしのぎを削っていますが、「消せる」という点を除いては、どれもあまり大差はないのではと思ってます。
今後も新たな機能を持ったボールペンが開発されていくと思います。
私は現時点ではフリクションボールペン一択ですが、「フリクション」とは別次元の革命的な新たなボールペンの誕生に期待を寄せています。