ドッグランでのマナー
ドッグランでは、リードから外して遊ばせることができます。
自由に駆け回ることができるため、犬の運動不足解消やストレス発散に役立ちます。
犬がたくさん集まる場所なので、犬や飼い主同士でトラブルを起こさないように、マナーに気を付けて利用しましょう。
・ 落ち着いてから、リードを外すようにしましょう。
大抵の犬は、ドッグランに着くなり大興奮してしまいます。
直ぐに放すと他の飼い主さんにひんしゅくを買うくらい、やんちゃをすることもあるので、少し落ち着いてから放すようにするとよいでしょう。
・ 基本的なしつけができていない犬は連れて行ってはいけません。
特に、名前を呼んでも戻って来ない犬を放してはいけません。
・ 狂犬病ワクチン接種を受けていない犬を連れて出てはいけません。
生後90 日以上の犬は、年1 回の狂犬病ワクチン接種が法律によって義務付けられています。
(→ 犬の健康管理(予防接種) )
人に感染すると死に至る病気なので、毎年必ず予防接種を受けさせましょう。
・ 混合ワクチン接種を済ましておきましょう。
ドッグランではお散歩のときよりも他の犬と自由に交流するため、犬同士で病原菌やウイルスが感染する危険性が高いと考えてください。
抵抗力がまだ弱い子犬を安易に他の犬と接触させるのはやめましょう。
(混合ワクチン接種については、 犬の健康管理(予防接種) を参照のこと)
・ ノミ・ダニ対策をしておきましょう。
他の犬にうつさないためにも、寄生虫の予防・駆除を普段からしておきましょう。
(→ 犬の健康管理(寄生虫の予防と駆除) )。
・ 発情期のメスを連れていくのはやめましょう。
発情期のメスは臭いでオス犬を引き寄せてしまいます。
最悪、勝手に交尾を始めてしまうので、発情期はドッグランの利用を避けるようにしましょう。
(発情期については、 犬の健康管理(去勢・避妊) を参照のこと)
・ おやつは持ち込まない方がよいでしょう。
犬が自由に交流する場所では、おやつの取り合いが起こってしまっても不思議ではありません。
トラブルの元になるのでなるべく避けましょう。
また、ドッグランに限らず、よその犬に勝手におやつを与えてはいけません。
必ず飼い主さんに確認するようにしましょう。
・ ドッグラン内で排泄をさせないように注意しましょう。
出かける前に排泄を済ませておきましょう。
念のため、糞を持ちかえるためのビニール袋などは携帯しておきましょう。
・ 社会経験の少ない犬に無理をさせないようにしましょう。
不必要に威嚇したり、怖がったりする場合があります。
いきなり犬の多い場所に連れて行かずに、お散歩などで他の犬とご挨拶をさせるなどして少しずつ慣らしていくとよいでしょう。
・ 施設ごとの規則を守って利用しましょう。
例えば、おもちゃの持ち込みを禁止しているところもあります。
(犬同士で、おもちゃの取り合いが起こるため)