企業型確定拠出年金(DC)が定年が近づくとともに、もうすぐ満了終了に近づいてきました。
ラッキーなところは当然ありましたが、順調に増え続け、単純化して100%入力に対して150%成果合計という結果に落ち着きそうです。
確定拠出年金は、スイッチング、配分変更を繰り返し、資産を増やします。
ここで手数料の問題が有るのか無いのかについて説明します。
これまでの経緯と今後の手じまいについて
これまでの経緯と今後の手じまいをごくごく簡単に述べますね。
2007年ごろ最初の設定は超ハイリスクハイリターンの設定でした。
2009年のリーマンショクをくらい、運用利率は-20%強も落ち込みましたが、その後ダウ・日経平均は上昇を続け、運用もスイッチング・配分変更を繰り返しました。
ここ5年間は、手仕舞いに向けて、元本確保商品へシフトし続け、あと1年くらいで、全商品は元本確保商品、すなわち、預金・保険へと完全シフトさせます。
スイッチングおよび配分変更の手数料について
ここで問題と考えられるのが、スイッチングおよび配分変更の手数料なのですが、確定拠出年金はシステムとして、有利に働きます。
まず、スイッチングおよび配分変更の説明は以下です。
スイッチングと配分変更とは?
Q. スイッチングと配分変更では、どういう違いがありますか?
A. スイッチングとは、現在お持ちの残高の全部または一部を売却し、別の運用商品を購入することをいいます。
商品別配分変更とは、次回拠出以降の掛金により購入される運用商品への配分割合(%)を変更することをいいます。
私は頻繁にスイッチング・配分変更を繰り返したわけですが、手数料がかかるなら、その分マイナスになるわけです。
株やFXでも同じことで、それでもメリットを出すためには、それ以上のリターンを得なければなりません。
気になる手数料ですが、ここで私が運用している確定拠出年金に限定しての手数料について説明します。
Q. スイッチングすると手数料はかかりますか?
A. スイッチングのお手続きには手数料はかかりません。
ただし、運用商品によっては売却時や購入時に手数料がかかる場合があります。
Q. 商品別配分変更の手続きについて、手数料はかかりますか?
A. 手数料はかかりません。
ただし、運用商品によっては購入時に手数料がかかる場合があります。
結局、スイッチングと商品別配分変更については、手数料はかからないということですが、金融商品では「ただし」という表現が曲者(くせもの)です。
それによると、「売却や購入の際に手数料がかかる場合がある」とあります。
◎投資信託商品 手数料はかからない 信託財産留保額(%)が0(ゼロ)
◎定期預金 手数料はかからない 中途解約(例えば3年定期等)の場合、利息はその預け入れ期間によって金利が変更
◎保険商品 時価評価額の基準日時点で売却した金額 マイナス 満期まで保有した場合の基準日時点の予想額 が概算手数料
定期や預金もほぼ利息は0%ですので、手数料については、個人的には無視していいと思います。
それよりも、「安く買って、高く売る」を基本に、投資信託商品でスイッチング・配分変更を繰り返し、残高を増やすことを考えればいいと思います。
結局、当たり前の、繰り返しの表現になって恐縮ですが、
スイッチング・配分変更の手数料は、その分少しはマイナスになりますが、メリットを出すためには、それ以上のリターンを得れば良いということです。
確定拠出年金については、私の場合、もっと早期に、もっと時間をかけて研究をすれば、もっと増えたのではないかと思った次第です。
みなさまのご健闘を祈ってます。
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