新規に募集が始まった楽天モバイル債は、投資してよいのか、本当に儲かるのか・・・そこを知りたい!
そこで、楽天モバイル債の販売条件・魅力・リスクについて検討し、調査しました。
楽天モバイル債の基本を整理し、調査・検討した結果、投資するかの判断をまとめましたのでご参考にしてください。
※投資のプロではない、普通に小額の投資をしている、退職間近の平凡な会社員の記事であります。個人的な見解、意見です。そこを予めことわっておきます。
目次
楽天モバイル債とは?販売条件、魅力、リスク
また始まりましたね。よっぽど赤字に苦しむ楽天モバイルの窮状がうかがえます。
これまでも、過去の楽天モバイル債、楽天カードマン債・・・なんかいろいろと楽天モバイル資金を集めてきましたね。
●2022年6月楽天モバイル債 0.72%
●2022年12月楽天カードマン債 1.65%
●今回の楽天モバイル債は2.00~4.00%
今まで全てスルーしてきましたが、今回の楽天モバイル債はどうなのか、気になりましたので、その調査結果や判断をシェアしたいと思います。
楽天モバイル債の販売条件、魅力、リスクについての説明を下記に整理します。
楽天モバイル債の販売条件
・正式名称は、「楽天グループ株式会社第22回無担保社債」(社債間限定同順位特約付)
・愛称は「楽天モバイル債」
・本債券の発行体は楽天グループ株式会社
・楽天グループ株式会社発行の新発円建て債券で、格付けは「A(JCR)」。
・利払日は、毎年2月10日および8月10日(年2回)。初回利払日:2023年8月10日で最後の利払日は2025年2月10日の計4回の利払。
・期間は2年で、発行日(受渡日)2023年2月10日(金)から償還日2025年2月10日(月)まで。
・価格は、50万円以上から、50万円単位で購入可
・正式な利率は2023年1月27日(金)に発表:ここでまた本記事をアップデートします
楽天モバイル債の魅力
「楽天モバイル債の魅力」と称してこう説明があります。
(1)安定した利息収入:年に2回定期的に決められた利息を受け取れると言ってます。単純に分かりやすく100万円投資した場合、税引き前で年3万円もらえるという計算になります。一回あたりは半年1.5万円。税引き後の取り分はざっくり8掛け(80%)で計算します。税引き後は概算で年2万4千円、半年に一回1万2千円が懐(ふところ)に入る計算になります。
(2)銀行預金よりも高い金利水準:仮に3%としても市中の銀行金利よりもはるかに高い水準です。
(3)期間が2年:5年モノ、10年モノなど見受けられますが、こちらは2年で短いと言ってます。これって地味にいいアピールポイントだと思います。
楽天モバイル債の魅力は、2-4%の高い利息を2年間にわたって受け取れる、これに尽きます。要は、本当に利息と元本を受け取れるかですね。
楽天モバイル債のリスク
当然投資なのでリスクがあります。リスクの説明は下記です。
- 当該債券の利回りは償還まで保有した場合のものであり、償還前に売却する場合は時価での売却となるため、利回りが保証されるものではありません。
- 本債券の価格は市場金利の変動等により上下します。そのため、償還前に売却する場合には、損失が生じることがあります。
- 債券投資は、金利の変動等による債券価格の下落や発行体の信用状況の悪化およびそれらに関する外部評価の変化などにより損失を被ることがあります。
- 債券投資が、定期等の預貯金と同一の商品性を持つものではないことを予めご確認ください。
また、国内債券のリスクはこう説明してます。
・国内債券の取引にかかるリスク
債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。
・国内債券の取引にかかる費用
国内債券を、楽天証券との相対取引によって購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。
さらに楽天モバイル債は社債ということで、社債とは何かを整理します。
ググれば出てくるのですが、簡単に説明しますと、
・会社の借金
・投資家から資金提供を受ける代わりに満期までに利子を支払い、満期には元本を返済する有価証券
・会社が倒産したときなどに元本や利息が支払われない可能性がある
・途中で解約すると元本割れする
こうやって見ていくと、一般的なリスクのみの説明です。
楽天が倒産なら、投資金額(元本)は戻らないことになります。楽天倒産リスクはありそうですが、いまではないと思うのですが。
以上が、楽天モバイル債の販売条件・魅力・リスクについて、楽天からの公式の説明内容です。
どうする楽天モバイル債!ポジティブ要素とネガテイブ要素を検証!現時点での判断はどうなのか!
▼こちらは上で述べた販売条件です(楽天証券から)
正式な利率の発表が2023年1月27日(金)とありますし、これから新たな内容の説明発表もありますし、個人的な最終判断は、販売開始2023年1月30日(月)0:00にするとします。
現時点でのネガティブ要素は、こちらです。
■今まで社債に投資したことがない。社債を十分理解してない。
■投資にはリスクがある。ましてや楽天なので先行きが懸念。
■前回2022年6月楽天モバイル債 0.72%だったのに対し、今回は2.00~4.00%と高すぎる設定をしている。シンプルにこれで大丈夫?
ネット上では楽天モバイルが大赤字なので、楽天倒産、借金地獄、正念場、金策に奔走、借金を借金で返す、崖っぷち・・・物騒なキーワードでにぎわってますね。
最悪楽天が倒産ならば元本は戻ってこない可能性が非常に高い。
これから生きるための大切な虎の子の金融資産です。それが目減りするなんて許せません。(一方で株式売買は頻繁にやってますので相矛盾しますが。。。)
現時点でのポジティブ要素はこちら。
●なんといっても2-4%利息は魅力。欲が出ますが、これに尽きます。
●円建てなので為替リスクはなし。
●楽天倒産はまだしないだろう。(根拠なし。)
で、現時点の判断は?
今回の楽天モバイル債は一回はやってみようか、初めての社債でチャレンジだし、2年間だし、最低投資額50万円でリスク最低にして・・・
次は、気を付けたいニュースなので、いちおうシェアします。
複雑なデリバティブを利用した仕組み債(仕組債)を販売する銀行・証券会社に対し、顧客軽視の問題があるとして金融庁が調査!
楽天モバイル債について検討している折り、こんなニュースが飛び込んできました。
⇒日経新聞:仕組み債販売で地銀99行調査 金融庁、顧客軽視にメス
要約すると、複雑なデリバティブを利用した仕組み債(仕組債)を販売する銀行・証券会社に対し、顧客軽視の問題があるとして金融庁が調査を始める、という内容です。
楽天モバイル債は社債であり、仕組債ではないので、別の角度から考えないといけないと思ってますが、仕組債は気を付けたほうがいいですね。
※社債は元本の変動なし、仕組債は元本の変動あり。
楽天モバイル債の購入に必要な前提条件とは?
楽天モバイル債は、楽天証券に口座を持っている個人のみ購入できるという前提条件があります。
楽天モバイル債購入するには、楽天経済圏に足を踏み入れる必要があります。私はどっぷり楽天経済圏に浸かってます。
楽天証券の開設が初めての方は、こちらをお勧めします。
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※ポイント付与は時期によって変動。現時点ではモッピー10,000ポイントです。
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次は、初めての楽天カードを入手。楽天証券には楽天カード使用で有利に進めます。
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私はポイントサイトのモッピー推しですが、これまで銀行や証券会社の開設などなどでポイントを荒稼ぎしてきましたのがおすすめする理由です。モッピーで得たポイントは楽天ポイントやアマゾンギフトに交換できますので利用価値も高いです!
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※上記のポイント付与は2023年1月時点の情報です。企業側及びモッピー側でポイントは変動します。
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